2011年05月11日

丸眞正宗(まるしんまさむね)|小山酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 172蔵目

丸眞正宗(まるしんまさむね)|小山酒造株式会社

所在地:東京都北区岩淵町26-10
代表銘柄:丸眞正宗(まるしんまさむね)
創業:1878年(明治11年)4代
杜氏:社員杜氏
仕込み水:中硬水
訪問日:2011/5/11

代表銘柄
丸眞正宗 本格辛口
丸眞正宗 吟醸辛口
丸眞正宗 純米吟醸

東京都内23区にも酒蔵があります。
丸眞正宗 小山酒造株式会社|蔵の外観

東京メトロ 南北線の赤羽岩淵駅から徒歩で約5分。
都会の住宅地の中、都内23区に残る唯一の酒蔵、小山酒造株式会社が存在します。

小山酒造株式会社は明治11年に小山新七氏によって創業した現在4代続く造り酒屋です。

埼玉県の造り酒屋、小山本家酒造(世界鷹グループ)の家に生まれた新七氏は、成人し独立するにあたり、実家から離れた東京の岩渕という地で酒造業をおこします。


丸眞正宗 小山酒造株式会社|看板

創業当初の酒名は現在と同じ「丸眞正宗」。
蔵に残る古い柱に「小山酒造場」と書かれているので、屋号は「小山酒造場」と呼ばれていたのだと思われます。


かつての蔵の周囲を撮った写真。昭和中期頃の写真でしょうか? 丸眞正宗 小山酒造株式会社|昔の景観

この街はかつて宿場町で、荒川の船着場がある事によって蔵の周囲はとても栄えていたようです。

同時に水もよく、この場所に造り酒屋を作ることを決めます。

現在の製造国数は年間で400石、最盛期はその20倍の8千石くらいを製造していたようです。

ちなみに東京都の造り酒屋ですが現在は9社しか残っていませんが、昭和55年にはその倍の18社残っていたそうです。


写真は釜場です。 丸眞正宗 小山酒造株式会社|釜場

蔵は平成14年に新しく建て直し、3期醸造が可能。

地下130メートルを流れる浦和水脈秩父山系の伏流水を汲み上げて酒造りに用いています。


丸眞正宗 小山酒造株式会社|蔵の経緯



丸眞正宗の味の特徴は「辛口」。 丸眞正宗 小山酒造株式会社|商品

仕込み水は中硬水であることから発酵力が強く、水の持ち味を活かした辛口の酒が主体。

江戸時代から東京は日本酒の大消費地であった訳ですが、地元の東京の酒というのは必ずしも有利ではなかったようです。

というのは東京市場では灘や伏見の「下り酒」が重宝されていて、中央区の新川に下り酒の集積地があり、東京市場で力を持つ大きな酒問屋がそこに集中していました。

それらの有力な酒問屋に取り行ってもらうことが困難であったようです。
その影響なのか、灘の酒と共通点である辛口の酒を造る蔵になったのではないでしょうか。

スッキリ系とはやや異なる、骨格のある辛口の酒です。


丸眞正宗 小山酒造株式会社|記念撮影

最後に訪問の証の記念撮影です。

小山酒造は一般の方の蔵見学も可能。
展示館があり昔ながらの道具が陳列されていました。

古い道具を手に取り驚く吾郎でした。




商品の購入・質問は丸眞正宗(まるしんまさむね)|小山酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:03-3902-3451 丸眞正宗醸造元 小山酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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