2011年04月30日

星自慢(ほしじまん) 金澤屋|合資会社喜多の華酒造場

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
170件目の訪問蔵は、
福島県の喜多方市で星自慢(ほしじまん) 金澤屋という日本酒を醸す合資会社 喜多の華酒造場です。

星自慢(ほしじまん) 金澤屋 蔵太鼓|合資会社喜多の華酒造場

所在地:福島県喜多方市字前田4924
代表銘柄:星自慢,金澤屋,蔵太鼓
創業:1919年(大正8年)3代
杜氏:蔵元杜氏
仕込み水:軟水(飯豊山の伏流水)
訪問日:2011/4/30

代表銘柄
星自慢 特別純米 無濾過生原酒
金澤屋 辛口純米
純米 蔵太鼓

喜多の華酒造は大正8年に、星 金吾(きんご)氏が創業した現在3代続く酒蔵です。 星自慢 金澤屋 合資会社 喜多の華酒造場|蔵の外観

この蔵の総本家は、加賀の国の金沢からこの地に移り住んできたという、忠蔵(ちゅうぞう)という方を創業者とする「金澤屋 忠蔵」という味噌・醤油の製造業です。

喜多方の人々から「金忠(かねちゅう)」の愛称で親しまれていた総本家から分家をした、味噌・醤油の醸造業を営む商家の5番目に生まれたのが、喜多の華酒造の創業者となる星 金吾氏です。

星 金吾氏は5番目に生まれた為、分家独立する事になるのですが、その際に総本家と本家とバッティングしない商材として酒造業を選択します。

そして大正8年にめでたく創業。
創業当初の屋号は「金忠 酒造部」、酒名は「星正宗」。

兄弟にもう一人、酒造業に分家された方がいたそうですが、そちらは既に廃業され現在続いているのは喜多の華酒造のみという事です。


写真は釜場です。東日本大震災によって壁が崩れています。 星自慢 金澤屋 合資会社 喜多の華酒造場|釜場

創業から22年が経過した1941年に太平洋戦争が開始。そして翌年の1942年には企業整備令が発動され、金忠 酒造部を始め周辺の酒蔵は「耶麻酒造株式会社」という会社に統合される事になります。

この時代に酒造りを止めさせられてしまった酒蔵多くは、戦争が終わっても早々に復活することが出来ず、金忠 酒造部が再び酒造免許を取得するのは第2次世界大戦が終了し10年以上が経過した昭和31年でした。

喜多方で一番の酒蔵を目指すべく、喜多の華という社名を命名し再出発します。


写真の方が3代目蔵元、星 敬志さんです。 星自慢 金澤屋 合資会社 喜多の華酒造場|蔵元

現在、喜多の華酒造では3代目の蔵元自ら酒造りを行っています。
今年で杜氏歴は4年。
本醸造と普通酒を各タンク1本仕込む以外は、全て純米酒とのこと。

最近では「星さんの自慢の酒」という意味を持つ酒「星自慢」がよく売れているそうで、私が訪問中にも「星自慢」指名買いに来られるお客様が何人も来られました。


蔵見学に来られたお客様に酒つくりの説明をする蔵元。 星自慢 金澤屋 合資会社 喜多の華酒造場|仕込み部屋

喜多の華酒造場では一般の方の蔵見学を随時行っています。
私が訪問した日は、お客様が多く私も一緒に見学させてもらいました。


写真は槽場です。 星自慢 金澤屋 合資会社 喜多の華酒造場|槽場

この2台の槽(ふね)を用いて酒を搾っています。


星自慢 金澤屋 合資会社 喜多の華酒造場|商品

現在、喜多の華酒造では「星自慢」と「蔵太鼓」の2種類の酒を造られています。

星自慢は、ぽっちゃり系の酒。東京の有名酒販店が主催するブラインドの利き酒会で2年連続1位を獲得した経緯があります。

それに対し、蔵太鼓は日本酒度がプラスの10から13もある骨のある辛口酒。

これは蔵元が酒造りの勉強をされた際に、タイプが180度異なる二人の先生から指導を受けていた経緯から、両極端の酒になってしまったとの事です。


星自慢 金澤屋 合資会社 喜多の華酒造場|記念撮影



商品の購入・質問は星自慢 金澤屋|合資会社喜多の華酒造場へお問い合せ下さい。
TEL:0241-22-0268 星自慢 金澤屋醸造元 合資会社喜多の華酒造場
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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