2011年04月26日

羽前白梅 俵雪(たわらゆき)|羽田酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
160件目の訪問蔵は、
山形県の鶴岡市で羽前白梅 俵雪(たわらゆき)という日本酒を醸す羽根田酒造株式会社です。

羽前白梅,俵雪(たわらゆき)|羽根田酒造株式会社

所在地:山形県鶴岡市大山二丁目1-15
代表銘柄:羽前白梅,俵雪(たわらゆき)
創業:1592年(文禄元年)15代目
杜氏:蔵元杜氏
仕込み水:軟水
訪問日:2011/4/26

代表銘柄
羽前白梅 純米酒
羽前白梅 純米酒 穂の香
羽前白梅 純米吟醸 俵雪

創業は1592年(桃山時代)、豊臣秀吉が没する6年前。
山形県で最も歴史が長い酒蔵が羽前白梅
羽前白梅 俵雪|羽根田酒造株式会社 羽根田酒造株式会社は、近江商人をルーツとする羽根田 興治兵衛氏(はねだよじべい)によって創業した造り酒屋です。

羽根田家は関ヶ原の合戦の頃、多くの近江商人と共にこの地に移り住んできたと言われています。

近江商人たちは高い技術を持って地方に出てきました。 酒屋だったり鍛冶屋であったり桶屋であったり。

米と麹だけでお酒を造ってしまうのですから。
技術を持っていたので儲けの大きい商売が出来てしまうわけです。


写真は蔵の釜場です。 羽前白梅 俵雪 羽根田酒造株式会社|釜場

そうやって儲けた次に近江商人は金貸をはじめるそうです。
羽根田酒造もかつては両替商をしていた形跡があり、分銅の道具が残っているとの事。

米が儲かるときは米を売り、米が安い時には酒を造る。
そういうった事もしていたため、単に両替商をするよりも儲かっていたようです。
そう語る蔵元。

大山地区は職人の街と言われて、酒屋、鍛冶屋、桶屋などなど大半の産業が揃っているため、大山地区だけで完結したそうです。 かつてそれぞれの専門分野を持つ近江商人がこの地に移り住み商売を繁盛させてきた結果、このような街が出来たのかもしれません。


写真は仕込蔵です。ご覧の通り小規模手造り蔵。全量純米酒を造られます。 羽前白梅 俵雪 羽根田酒造株式会社|仕込み部屋

同時に大山の土地は天領であったので個人が土地を持つことが出来たそうです。羽根田家は近隣の土地を取得していきます。
長い歴史の中、全てが順風満帆とまでは行きませが、最盛期には「隣町の鶴岡に行くのに自分の土地の中だけを歩いていける」と言われたくらいの大地主に成長されたそうです。

しかし第二次大戦後の土地開放によって、多くの土地を失うことになります。


写真は麹室です。 羽前白梅 俵雪 羽根田酒造株式会社|麹室 羽根田酒造株式会社の創業当初の酒名は「白梅(しらうめ)」。

平成3年に現在の羽前白梅に酒名を変更。
その後、俵雪(たわらゆき)という酒名の酒を造られています。

羽前白梅は燗晴れする食中酒。
旨味がじわりと染み出してくる食事と共に楽しむ酒。常温〜燗酒にして楽しむ酒です。

それに対し、俵雪(たわらゆき)は冷やして飲んでおいしい酒がコンセプトです。
ラインナップの大半が生酒です。


写真は槽場です。
この2台の槽だけで酒を搾っています。 羽前白梅 俵雪 羽根田酒造株式会社|槽場槽には「山形県大山町 伊藤鉄工所製」と書かれています。
やはり近江商人の流れをくむ鉄工所なのでしょうか?

地元の鉄工所に槽を造ってもらったそうですが、大山の街の中で産業が完結できた面影がこの槽から伺えます。


羽前白梅 俵雪 羽根田酒造株式会社|記念撮影 最後に訪問の証の記念撮影。

燗晴れする酒、羽前白梅を燗酒にして飲み、その美味しさに驚く吾郎でした。




商品の購入・質問は羽前白梅 俵雪(たわらゆき)|羽根田酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0235-33-2058 羽前白梅 俵雪(たわらゆき)醸造元 羽根田酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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