2011年04月11日

鯨波(くじらなみ)| 恵那醸造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
142件目の訪問蔵は、
岐阜県の中津川市で鯨波(くじらなみ)という酒を醸す恵那醸造株式会社です。

鯨波(くじらなみ)|恵那醸造株式会社

所在地:岐阜県中津川市福岡2992
銘柄:鯨波
創業:1818年(文政元年) 7代目
杜氏:蔵元杜氏(南部杜氏)
仕込み水:弱軟水
訪問日:2011/4/11

代表銘柄
鯨波 純米酒
鯨波 純米吟醸
鯨波 本醸造


酒造業の創業は文政元年(1818年)、現在7代続く酒蔵、恵那醸造鯨波 恵那醸造株式会社 庄屋を営んでいた長瀬家は、お米と水がふんだんにあることから苗木藩から許可を得て酒造業を開始。
創業当初の酒名は殿待(とのまち)といいました。

長瀬家の歴史は古く、酒造業の創業は文政元年から7代続いていますが、それよりも以前から続いていて、トータルでは11代になります。

また石鹸で有名な「花王石鹸」ですが、創業者は長瀬家の出身です。
今から3代前の蔵元の次男が、東京に行き長瀬商店を設立。その後、花王石鹸を発売されたそうです。

蔵は見晴らしの良い二ツ森山に位置し、目の前には雄大な中央アルプスが広がります。
山の上を流れる雲が、優雅に泳ぐ鯨のように見えた事から、2代目(推測)の蔵元が「鯨波」という酒名を命名されました。

鯨波 恵那醸造株式会社 ポスター 写真は蔵の飾られていた昔のポスター。
この時代のポスターにも既に「鯨波」の酒名が見られます。

鯨波が誕生した当初、1級酒が殿待で鯨波は2級酒に付けられていた酒名でした。
現在は、殿待が地元向けのローカル酒で、鯨波が県外向けの特定名称酒ブランドとして用いられています。

鯨波 恵那醸造株式会社 仕込み部屋写真は、仕込み部屋です。ご覧のように小規模。製造量は120石との事。
開放タンクが用いられています。

鯨波 恵那醸造株式会社 釜場ツインの釜場です。米を蒸すのは左の大きな釜で。右の小さな釜は、酒造業具を洗う際に用いる湯を沸かす為のものです。

昔は湯沸かし器などが無かったので、古い蔵を見ると、ご覧のように2つの釜を見ることが出来ます。

鯨波 恵那醸造株式会社 槽場昔ながらの槽でモロミを搾っています。

鯨波 恵那醸造株式会社 商品海がない岐阜県は山の幸が食の中心になります。蜂の子といった昆虫も食するので、長野の伊那地方の酒に似ており、料理に合わせるため酒の味が強めになります。

しかし鯨波は「愛知県市場」を意識して酒造りを行って来たため、味があるけども綺麗さがあるタイプの酒。岐阜県の酒の中では、綺麗な部類の酒入るとの事。その結果、首都圏等の地酒専門店にとって比較的扱いやすい酒質であったのか、県外にも出回っています。
居酒屋等で見かける機会があれば是非、一口飲んでください。

鯨波 恵那醸造株式会社 記念撮影最後に訪問の証の記念撮影。花王石鹸の実家にあたる母屋で記念撮影。
張りの大きさに驚く吾郎でした。


商品の購入・質問は恵那醸造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0573-72-2055 鯨波醸造元 恵那醸造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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