2011年04月11日

女城主|岩村醸造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
141件目の訪問蔵は、
岐阜県の恵那で女城主という酒を醸す岩村醸造株式会社です。

女城主|岩村醸造株式会社

所在地:岐阜県恵那市岩村町342
銘柄:女城主
創業:1787年(天明7)年 6代目
杜氏:南部杜氏
仕込み水:弱軟水 木曽川の伏流水
訪問日:2011/4/11

代表銘柄
女城主 特別純米
女城主 大吟醸 幻の城
女城主 純米吟醸 生酒


戦国時代、武田家と織田家が奪い合いをしていた岩村城。
その岩村城には「女城主」がいたと伝えられています。

日本一標高が高い山城でもある岩村城の城下町にて、1787年(天明7年)、渡會もさぶろう氏という方が創業した酒蔵が岩村醸造です。
女城主|岩村醸造株式会社
もさぶろう氏は、城下町にて庄屋と岩村藩の郵便の業務をしていた家に生まれました。
長男ではなかった為、分家をする形で酒造業を開始。

創業当初の酒名は「恵那乃誉」。
お酒の他に味噌、醤油も造られていました。
しかし昭和にはじめには、味噌・醤油の製造は止めて現在は酒造業のみに専念。
社名が「酒造」ではなく「醸造」となっているのは、そのためです。

街全体が「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている為、蔵を簡単には改造が出来ません。
なので大規模路線に走ること無く、昔ながら造り酒屋のスタイルを続けられていて、地元を中心にお酒を出荷されています。

かつて岩村周辺には岩村醸造を含めて3件の酒蔵が存在していました。
それが戦中・戦後の危機を乗り越えて、岩村醸造ただ1社が存続し、酒造りを続けています。
恵那市で酒造りを行う唯一の蔵元です。

城主 岩村醸造株式会社の女城主?女城主 岩村醸造株式会社女城主
ではありません。写真の方は蔵元の奥様。岩村醸造の蔵元は男性ですが女性が活躍されている蔵元です。

女城主 岩村醸造株式会社|6代目 渡會  延彦蔵元写真の方が岩村醸造6代目蔵元の渡會 延彦蔵元です。

女城主 岩村醸造株式会社|トロッコ蔵に訪問して先ず最初に目に入ったのがトロッコのレール。

江戸時代、岩村藩の城下町では店の間口が広いと課税率が高くなりました。
そこで「節税対策」として間口の狭い店を造り、その分奥に細長い「うなぎの寝床」のような蔵を建てました。

細長い分移動距離が長くなったためトロッコを用いでお酒の運搬を行ったそうです。その名残のレールが残っています。

岩村醸造のホームページのドメインが「torokko.co.jp」というのは、蔵にトロッコのレールが残っているところから付けたアドレスとの事。

女城主 岩村醸造株式会社|商品 今から26年前の1985年に現在の主力銘柄「女城主」が誕生します。
当時、岩村町が「女城主」の里としてPRを開始。
蔵は地域性を表現した酒を考えていた事から「女城主」という酒名を名づけました。

女城主は玲瓏馥郁(れいろうふくいく:透き通るように美しく輝く、良い香りが漂う酒)を信条に酒造りをされているとの事。

観光客も多く、私が訪問中も沢山のお客様がご来店されていました。

女城主 岩村醸造株式会社|仕込み部屋 現在は約700石の酒を造られています。

女城主 岩村醸造株式会社 記念撮影最後に訪問の証の記念撮影です。
女城主」という酒名から、酸が穏やかで柔らかく甘い「女酒」を想像したところ、試飲してビックリ。
女性的どころか、男性的な土佐酒を想像させる、キレ味のよい辛口酒に驚く吾郎でした。


商品の購入・質問は岩村醸造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0573-43-2029 女城主醸造元 岩村醸造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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