2011年03月03日

羅生門・七人の侍|田端酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
133件目の訪問蔵は、
和歌山県和歌山市で羅生門,七人の侍という酒を醸す田端酒造株式会社です。

羅生門・七人の侍|田端酒造株式会社

所在地:和歌山県和歌山市木広町5丁目2ー15
銘柄:羅生門,七人の侍
創業:嘉永4年 1851年
杜氏:南部杜氏
仕込み水:弱硬水
訪問日:2011/3/3

代表銘柄
羅生門 龍寿 純米大吟醸
羅生門 鳳寿 大吟醸
羅生門 純米吟醸
大東一 飛切 本醸造
七人の侍 純米酒


和歌山の地酒の中、高品質路線の先駆けとなった銘酒が「羅生門」です。
羅生門 田端酒造株式会社

羅生門で有名な田端酒造株式会社は、嘉永4年(1851年)、紀州藩徳川家より酒造株を受け、酒造業を開始されたという由緒ある酒蔵です。

羅生門という酒名の由来は、5代目蔵元が黒澤明監督を敬愛されており、映画「羅生門」がヴェネツィア国際映画祭グランプリを受賞。
その際に感銘を受けた5代目は酒名として用いることを考え、その後商標登録を行い商品化しました。

羅生門は大吟醸、純米大吟醸、純米吟醸の3種類で、高級酒のみに命名される田端酒造のフラッグシップです。
兵庫の吉川産の特A地区山田錦が原料米に用いられています。

羅生門 純米大吟醸 龍寿はモンドセレクションへの出品酒であり22年連続最高金賞を受賞しています。

この酒は、現在のような地方の銘酒を専門に販売する「銘酒専門店が少なかった」頃から、こだわりの高級酒として百貨店に並び、その昔佐野屋が一般酒販店だった時代に、仕入れたくとも問屋さんが卸してくれないという「幻の酒」の先駆けのような存在であった事を覚えています。

羅生門は決まったお店にしか出荷されない商品であり、限定流通の先駆けでした。


羅生門を造る田端酒造は「蔵の中は非公開」なのですが、今回特別にご案内していただきました。
羅生門_杜氏.jpg写真の方が田端酒造で杜氏を務める山本浩伸さん。
流派は南部杜氏になります。
酒造歴は16年。先代の杜氏に付いて純米大吟醸 龍寿の仕込みを教わって来られたそうです。

水は紀の川の伏流水(弱硬水)を使用。
主に用いる原料米は、兵庫の吉川産の特A地区山田錦に他には、五百万石、去年から発売した「さとこのお酒」は全量和歌山産の米(山田錦)が用いられています。

さとこのお酒」とは現社長の娘さん「聡子さん」による酒で、和歌山産の米、紀の川の伏流水、和歌山酵母を用いた純和歌山産の酒です。
蔵に入られ酒造りの仕事に就いて4年目。昨年「さとこのお酒」を販売したところ、マスコミなどに取り上げられて早々に完売したヒット商品とのこと。

あと最近では「七人の侍」という名の純米酒を発売。
こちらは、普段晩酌できる価格帯で造るこだわり純米酒という路線です。
原料米には五百万石が用いられている、辛口の食中純米酒です。

2010年の秋に、家族で和歌山に旅行に行った際に、海沿いのお店で浜焼きと一緒に「七人の侍」を戴きました。醤油などで焼いた魚介類にはとても相性が良い程良く辛い旨口の純米酒であったことを記憶しています。


羅生門_仕込み部屋.jpg蔵は昭和28年に建てられた鉄筋コンクリート3階建てです。

訪問する前は、もっと機械化された近代的な蔵というイメージがありました。建物こそは近代化されいますが、造りの手法はクラシカルです。


最後の訪問の証の記念撮影です。
注目の酒、さとこさんが造ったお酒を飲んでみたいと思う吾郎でした。
羅生門_記念撮影.jpg

商品の購入・質問は田端酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:073-424-7121 羅生門,七人の侍醸造元 田端酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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