2011年02月09日

淀菊 穂谷 富士霞|重村酒造醸

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
120件目の訪問蔵は、大阪府枚方市で、穂谷,淀菊,富士霞という酒を醸す重村酒造醸です。

淀菊 穂谷 富士霞|重村酒造醸

所在地:大阪府枚方市穂谷3丁目4−5
銘柄:穂谷,淀菊,富士霞
創業:昭和元年 4代
杜氏:蔵元杜氏 無所属
仕込み水:軟水
訪問日:2011/2/9

代表銘柄
穂谷 しぼりたて原酒
穂谷 にごり原酒
淀菊 純米酒
富士霞 上撰

枚方市に最後に残る造り酒屋、重村酒造醸
淀菊 穂谷 富士霞|重村酒造醸

枚方市を含む北河内と呼ばれる地域は、生駒山系の良質な地下水があった事から、幕末頃には15の酒蔵が酒造りをしてた、と言われています。

1970年代までは、池尻酒造「成功正宗」、小北酒造場「菊人形」、重村酒造醸穂谷」「淀菊」、田中酒造場「谷川」、津田酒造「みや鶴」の5つの蔵が酒造りをしていましたが次々に廃業。

そして現在は残る蔵元は、穂谷にある重村酒造醸ただ一つです。
重村酒造_外観.jpg重村酒造醸の位置する「穂谷」とは、大阪府と奈良県、京都府の県境に位置する山間部で、キャンプ場がある事からハイキングコースや森林公園のようなイメージを持つ方が多い地名です。

蔵の近くには「氷室」と呼ばれる地域があり、かつて朝廷が管理していた氷室があったと言われています。

宅地開発の波に今も飲み込まれること無く、山の斜面に静かに佇む旧家の一つが重村酒造醸です。
こんな場所で酒造りをしている蔵がある事など、地元の枚方市民でさえ、大半の人は知らないのではないでしょうか?


重村酒造醸の主力商品が穂谷という名の地酒。
写真は蔵の玄関にディスプレイされていたものを撮影。
重村酒造_穂谷.jpg重村酒造醸の酒つくりは4代目蔵元、重村 隆男さんと、地元の季節雇用の蔵人によって毎年11月からスタートしまし。
そして12月の末には造りを終えてしまうという、極めて少ない製造量。

・穂谷 一番しぼり原酒
・穂谷 しぼりたて原酒
・穂谷 にごり原酒

上記の3種類の新酒が年末に仕上がり、販売されます。

残念な事に、重村酒造醸には後を継ぐ人がいません。
現在、蔵元は普通の会社ならとっくに退職されている年齢です。

重村 隆男さんが酒造りが出来なくなった時は、いよいよ枚方市の最後の酒蔵が消えてしまうかもしれません。


写真はこの蔵のメインブランドであった富士霞。
上撰と書かれていますが普通酒です。
重村酒造_富士霞.jpg
こちらは特定銘酒酒(純米吟醸)の淀菊。
蔵にディスプレイされていたものを撮影しただけで、今は製造ているかどうかは不明。
重村酒造_淀菊.jpg枚方市民でさえ、その存在を多くに知られていない重村酒造。
それ故、枚方の酒屋で、これらのお酒を手に入れるのは困難です。

お酒の入手は蔵に直接買いに行くのがベストです。

ただし、蔵には従業員はおらず蔵元一人で切り盛りされています。
1日じゅう、ずっと事務所に待機しているとも限りません。

お酒の購入のため、蔵に行く前には必ず電話でアポ取りをされる事をお勧めします。


商品の購入・質問は重村酒造醸へお問い合せ下さい。
TEL:072-858-2515 穂谷,淀菊,富士霞醸造元 重村酒造醸
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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