2011年01月14日

東力士(あずまりきし) | 株式会社島崎酒造

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
118件目の訪問蔵は、栃木県大田原市にて、東力士という酒を醸す島崎酒造です。

東力士(あずまりきし)|株式会社島崎酒造

所在地:栃木県那須烏山市中央1丁目11−18
銘柄:東力士(あずまりきし)
創業:1849年(嘉永2年)5代
杜氏:社員杜氏 無所属
仕込み水:中硬水
訪問日:2011/1/14

代表銘柄
東力士 本醸造 秘伝旨口
東力士 純米大吟醸 恵
東力士 大吟醸 雫
東力士 熟露枯 山廃純米
東力士 熟露枯 純米吟醸
東力士 熟露枯 純米吟醸


栃木県の地酒の中で有名な酒蔵の一つが「東力士」。
東力士 | 株式会社島崎酒造

私は東力士(あずまりきし)という勇ましい酒名から、年間1万石くらい造られているとても大きな蔵をイメージしていました。

近代的な建物の中で酒造りをされているような大きな蔵を想像していましたが、昔ながらの酒蔵の外観。この地域の酒蔵に多い「大谷石」の外壁の建物です。

現在は年間で2000石の生産量を持つ、地酒蔵の中ではそれほど大規模ではありません。



蔵には売店があり、試飲販売をされています。
また一般の蔵見学も随時受付中との事です。
東力士_店頭.jpg

写真の方が今回、蔵をご案内していただきました蔵元の島崎 健一さんです。
東力士_仕込部屋.jpg

東力士とはどのような酒なのか?
島崎さんに聞いてみました。

栃木県の日本酒は、昔から味わいがしっかりした酒が多く、米の旨み、甘みを引き出した酒が今でも多いと思います。

しかし現在は、全体的に若手が酒を造るようになり、県も香りが華やかな酵母を開発したりと、いろんな流れが出てきました。
けど基本的には味わいを大切にした酒が多いと思います。

そんな「味がある」と言われてきた栃木の地酒のなかでも、東力士が造る酒は群を抜いた甘口の酒です。地元のレギュラー酒は日本酒度は−8です。

ここは山深いところで、当然海はありません。
海産物は塩漬けの保存食となり、塩分の摂取量が多い土地柄です。

また農業・林業など肉体労働系の仕事が多く、どうしても塩分の多いものと甘いモノが重宝されてきました。
東力士の酒が甘いのは、地域にニーズにあわせて酒造りをしてきた為であり、地域が作った味だと考えています。

ただ時代の流れとともに、食の内容も変わってきたかもしれません。
しかし東力士はかたくなに昔ながらの甘口の味を守っています。



純米酒でも日本酒度は±0との事。ラベルが古風で美味しそうですね。
東力士_商品.jpg
東力士が最近力を入れているのは熟成酒造りです。

酒のほとんどが、ビン貯蔵をされています。
裏の山の洞窟貯蔵庫がありまして、そこに10万本(千石)以上の酒を保存しています。

東力士_洞窟倉庫.jpg熟露枯うろこ)という熟成酒ブランドをはじめ、1970年から大吟醸の古酒を大吟醸酒を中心とした長期熟成酒製造への取り組みを開始。

現在まで約38年に及ぶ貯蔵・熟成の経験を持つ酒蔵です。

写真は現在蔵が保有する最も古い大吟醸酒。
いったいどのような味なのでしょか?
東力士_古酒.jpg

訪問の証の記念撮影は、やっぱり古酒の前でしょう。
東力士_記念撮影.jpgラベルの黒カビに年代を感じ、驚く吾郎でした。

商品の購入・質問は株式会社島崎酒造へお問い合せ下さい。
TEL:0287-83-1221 東力士醸造元 株式会社島崎酒造
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

この記事へのトラックバックURL

http://sanoya.jizake.com/t471

蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ 佐野屋 地酒.com
◆佐野屋 地酒.com
蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ。