2011年01月13日

澤姫 さわひめ | 井上清吉商店

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
114件目の訪問蔵は、栃木県宇都宮市にて、澤姫 という名の日本酒を醸す、井上清吉商店です。

澤姫(さわひめ)|井上清吉商店

所在地:栃木県宇都宮市白沢町1901-1
銘柄:澤姫
創業:明治元年 4代
杜氏:蔵元杜氏 下野杜氏
仕込み水:軟水 鬼怒川の伏流水
訪問日:2011/1/13

代表銘柄
澤姫 大吟醸 真・地酒宣言
澤姫 下野 純米大吟醸
澤姫 純米吟醸 真・地酒宣言
澤姫 きもと純米 真・地酒宣言
澤姫 若人醸酒 特別純米
澤姫 山廃純米 真・地酒宣言


新進気鋭の若手蔵が次々と台頭している栃木の酒蔵。
その若手のリーダ的存在といえる蔵元が澤姫 井上清吉商店です。
澤姫 さわひめ | 井上清吉商店

澤姫 井上清吉商店は、栃木県の中心に位置する宇都宮駅から車で約10分程の場所に位置する、創業は明治元年の4代続く酒蔵です。


主力商品は澤姫

全国新酒鑑評会には6年連続入賞継続中。
そしてインターナショナル・ワイン・チャレンジ2010(IWC2010)
SAKE部門「吟醸酒・大吟醸酒の部」にて、「澤姫 大吟醸 真・地酒宣言」が最優秀賞「チャンピオン・サケ」を獲得。

若手蔵から実力蔵へとステップアップしている注目の酒蔵です。

蔵には売店が併設されています。直接蔵に行けば、澤姫を購入することが出来ます。
澤姫_商品.jpg
写真の方が、4代目蔵元兼杜氏の井上裕史さんです。
下野杜氏の第一期になります。学生時代に消費者として当店に訪問された事があったそうです。
澤姫_蔵元.jpg今回、井上裕史さん栃木のお酒についてお伺いました。


その昔、栃木県は南部杜氏と越後杜氏が酒造りをしていました。

しかし今から約10年前、「杜氏の後継者不足」という問題が現れました。
栃木のような自県に杜氏が存在しない地域は、造り手の不足という問題の波を真っ先に受けてしまいます。


そこで若手が声を上げたんですよ。

蔵の後継者が、自分たちで酒造りを行うためには、蔵の垣根を超えてお互いに技術交流が出来る環境をつくりませんか。
その声に栃木の多くの蔵元が賛同し、杜氏がいない蔵の蔵人が、杜氏がいる蔵に勉強に行くという事がはじまりました。

次第に、逆に若い蔵元の感性をベテランの杜氏さん達が見に来たりと、技術交流を積極的に行われるようになりました。


栃木の地酒とは一言で言うとハイブリッドです。

南部流と越後流の混血で、栃木の若い造り手たちが、それを噛み砕いてどう咀嚼しているか。
その咀嚼している段階が今の下野(しもつけ)杜氏といえます。

非常に濃厚な酒を造る蔵もあれば、非常に淡麗な酒を造る蔵もある。大変面白い地域ですよ。


そんな栃木の酒蔵の中、澤姫では「栃木県産米しか使わない」事をコンセプトにしています。
地酒という名前で酒造りをしている以上、地元の米を使い、胸をはって栃木のものだと言える酒を造りたいです。

オンリー1の方向で酒造りを行っていますが、それに固執せずに賞などナンバー1を目指す事にも頑張っています。


日本一の杜氏集団となった南部杜氏も、もともとは上方からきた二人の人から始まっています。それが200年かけて今の杜氏集団に成長しました。

日本酒を取り巻く状況がたいへん厳しい中で、「栃木は自県で杜氏組合を造った唯一の県」です。

50年〜100年後、栃木の下野杜氏から全国の蔵人を排出する。
そういう人材をつくるという夢を、疑いもなく酒造りをしています。

そう熱く語ってくれました。


今の栃木の地酒には勢いを感じますが、この蔵に訪問してその理由が解りました。

日本酒ファンの皆様、澤姫 井上清吉商店は、注目すべき栃木の酒蔵です。




最後にインターナショナル・ワイン・チャレンジ2010のトロフィーの前で記念撮影。
トロフィーの現物を間近で見て驚く吾郎でした。
澤姫_記念撮影.jpg商品の購入・質問は井上清吉商店へお問い合せ下さい。
TEL:028-673-2350 澤姫醸造元 井上清吉商店
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

この記事へのトラックバックURL

http://sanoya.jizake.com/t467

蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ 佐野屋 地酒.com
◆佐野屋 地酒.com
蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ。