2010年12月16日

鏡山(かがみやま)|小江戸鏡山酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
106件目の訪問蔵は、埼玉県川越市の鏡山 かがみやま 小江戸鏡山酒造です。

鏡山 かがみやま|小江戸鏡山酒造株式会社

所在地:埼玉県川越市仲町10−13
銘柄:鏡山(かがみやま)
創業:2006年(平成19年)
杜氏:社員杜氏(南部杜氏所属)
仕込み水:軟水
訪問日:2010/12/16

代表銘柄
鏡山 純米酒
鏡山 純米吟醸 近江玉栄
鏡山 純米吟醸 陸奥吟ぎんが


2006年に創業した、私が訪問して来た酒蔵の中で最も新しい蔵元が埼玉県の川越市にある小江戸鏡山酒造です。
鏡山(かがみやま)|小江戸鏡山酒造株式会社

明治8年に川越市で創業した鏡山酒造は川越の地酒として地元で愛されていましたが、平成12年に廃業されてしまいました。

川越市というと、小江戸とし江戸時代から栄えた街で、蔵の街として近年では多くの観光客が訪れるようになりました。

そんな蔵の街に酒蔵が無いなんて寂しい。
再興を望む行政に、市民の声も加わります。

そして酒蔵復活に向けて集まった有志達によって小江戸鏡山酒造が設立されます。

酒蔵復興の多くは、休んでいた蔵に再び設備を入れて、一族の手によって再開、というケースが大半です。

しかし小江戸鏡山酒造の場合、かつての蔵が別の事業に変化していた事から、有志達によって、あたらし土地で酒蔵を再開という形になりました。


酒造りには水が重要です。
そこで川越市に残る醤油蔵(松本醤油)の水が良いと評判で、その醤油蔵の一角に土地を借り2007年に酒蔵が完成し酒造りがスタートします。


写真が松本醤油の玄関です。杉玉が飾られています。
小江戸鏡山酒造3.jpg


写真の男性の方は、酒蔵復興の為に集まった有志の一人。飯能市にある五十嵐酒造の次男の五十嵐昭洋さんです。
小江戸鏡山酒造4.jpg長男の方が五十嵐酒造を継がれ、昭洋さんは小江戸鏡山酒造で営業で頑張っておられます。


今回は昭洋さんに蔵をご案内していただきました。
小江戸鏡山酒造8.jpg

2007年に新築されたという事で、ご覧にお通り蔵は近代的で、真新しい状態です。
小江戸鏡山酒造9.jpg
新しいのは建物や道具だけではありません。
蔵人の平均年齢はなんと29歳。日本でもっとも若い人々が働く蔵では無いでしょうか。
右の笑顔の方が小江戸鏡山酒造の杜氏、柿沼和洋さんです。33歳です。
kagamiyama_toji.jpg
小江戸鏡山酒造には5つの約束事があります。

1.品質第一の少量生産に限る。
2.麹は丁寧に箱麹・ふた麹に限る。
3.醪(もろみ)は袋による上槽に限る。
4.火入れの際は「ビン燗火入れ」に限る。
5.純米以上の特定名称に酒に限る。

5つの約束事により、徹底した完成度の高い日本酒造りを行ない、全ての商品に渡り最高級品と同等の手間とこだわりと情熱で酒造りが行なわれています。

小江戸鏡山酒造10.jpg

お酒を搾るのは槽のみです。
写真の槽は「天秤式」で油圧や水圧を使わずに手作業で力を加えていきます。
小江戸鏡山酒造6.jpgこの槽でお酒を搾り終えるのに3日もかかるそうです。


この槽は、ねじ式といわれる槽です。
同様に、油圧や水圧を使わずに、上部のねじでまわす人力で圧力を加えていきます。
小江戸鏡山酒造7.jpgこの2台の槽を交互に使ってお酒を上槽します。


木桶がならぶこちらの建物は、おとなりの松本醤油の醤油蔵です。
小江戸鏡山酒造は、松本醤油の敷地を借りて酒蔵が建てられているため、同じ敷地内に醤油蔵があります。

小江戸鏡山酒造は一般の方の蔵見学は行なっていませんが、醤油蔵の方は一般の方でも見学が出来るようです。
小江戸鏡山酒造13.jpg


発酵中の醪(もろみ)の前で、訪問の証の記念撮影。
香りの美しさに驚く吾郎でした。
小江戸鏡山酒造11.jpg

商品の購入・質問は小江戸鏡山酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:049-224-7780 鏡山醸造元 小江戸鏡山酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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