2010年11月27日

利休梅 りきゅうばい|大門酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
105件目の訪問蔵は、大阪府交野市の利休梅 りきゅうばい 大門酒造です。

利休梅 りきゅうばい|大門酒造株式会社

所在地:大阪府交野市森南3-12-1
銘柄:利休梅 無垢根(むくね)
創業:文政9年 1826年 7代
杜氏:蔵元杜氏 南部杜氏所属
仕込み水:軟水
訪問日:2010/11/27

代表銘柄
利休梅 純米吟醸
利休梅 大吟醸 花散里
むくね青天
むくね残月


大阪の梅田から電車に乗って約30分。
都会に近くにありながら、昔ながらの景色が残る旧家の中に、大門酒造が静かに佇んでいます。
利休梅 りきゅうばい|大門酒造株式会社

蔵のすぐ裏には山があり、清水ヶ谷の湧き水を酒造りに用いてます。
蔵には自社栽培田があり雄町を育てているとか。

梅田から30分の場所にこんな場所がまだ残っているんですね。


写真の方が大門酒造の6代目蔵元、大門康剛さんです。
daimon5.jpgかつて大門酒造では、現在活躍されている横道杜氏、フィリップ杜氏が酒造りをしていました。


今は蔵元自らが杜氏として酒造りに携わり、今年で四造り目になるとの事。
南部杜氏協会に県外会員として登録されているとの事です。


大門社長に「大阪の地酒とはどういう酒なのか」お伺いしてみました。

daimon1.jpg難しい質問ですね。
「大阪の酒は、こういう酒が特徴」とまとめる事は難しいと思います。

歴史的に大阪の街は商都であり、全国から多くの人々があつまる町でした。
その為、情報量が多く、商人文化が発展していた事から、全国の様々な食文化を受け入れてきたので、お酒も多様性が現れたのではないでしょうか?

また上方の商人は、社交として酒をたしなむ事が多かったため、酒量はそれほど多くなかったと思います。

あえて大阪の酒の特徴をあげるとしたら、少ない酒量でも満足できるよう、芳醇で旨口の酒が多いように思います。




確かに、大門社長のおっしゃる通りで、大阪の酒ですが高知のような淡麗辛口ではありません。

居酒屋で飲む時も同様ですが、飲み過ぎると、お店からの請求金額も大きくなります。
酒量をコントロールする為に、飲み応えがある旨口の酒を選んだのかもしれません。


では大門酒造はどのような酒を目指しているのでしょうか。
daimon6.jpg大門酒造は、発酵の素晴らしさ、日本酒の製造技術の素晴らしさ、今でも進歩を続ける技術発展の素晴らしさ。この素晴らしさを多くの方に伝えたい。

先人が開発した日本酒の醸造技術も素晴らしさものですが、今でも技術進歩が続き、若手の蔵元が次々に台頭してきます。頑張ってその流れに乗って付いていきたい。

酒質的には、飲み飽きしない酒、飲み疲れしない酒、味わいのキレのバランスが取れている酒を目指されているそうです。


写真は大門酒造の自慢の設備、三菱製の自動製麹機です。
daimon2.jpg同じ機械を、蓬莱泉の関谷醸造、真澄の宮坂醸造でも見た事があります。

中はこのように、麹蓋と思われる箱が並べられています。

この製麹機は、特定名称酒に用いられる箱麹で自動製麹を行なうのが特徴です。

daimon3.jpgこの機械を用る事で、プログラミングによって積み替え作業を自動的が出来る為、深夜の2時や3時に起きて積み替え作業をする、というのが楽になります。


もちろん、機械だけではなく手造りによる麹室も用いています。
daimon4.jpg

最後に大門酒造の酒をブラインド試飲させていただきました。
大門酒造でのきき酒は、ご覧のようにお酒を新聞紙でくるだ状態で、ブラインドで行ないます。

daimon7.jpgこれだと先入観が入らず純粋にお酒の実力を計る事が出来ます。

私が試飲して一番気に入ったのは「B」と書かれた酒。
大吟醸の1年熟成酒でした。

お酒の素晴らしさに感動している吾郎でした。

商品の購入・質問は大門酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:072-891-0353 利休梅醸造元 大門酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

この記事へのトラックバックURL

http://sanoya.jizake.com/t457

蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ 佐野屋 地酒.com
◆佐野屋 地酒.com
蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ。