2010年10月26日

酔鯨(すいげい) 酔鯨酒造株式会社

酔鯨(すいげい) 酔鯨酒造株式会社

所在地:高知県高知市長浜566-1
銘柄:酔鯨(すいげい)
創業:明治5年
杜氏:安芸津杜氏
仕込み水:軟水(土佐山の水、鏡村の水)
訪問日:2010年10月26日

代表銘柄
酔鯨 純米吟醸酒 鯨海酔候(げいかいすいこう)
酔鯨 純米吟醸酒 吟寿
酔鯨 純米大吟醸酒 旭友(きょくゆう)
酔鯨 純米吟醸酒 高育54号

高知らしい、とても豪快な名前の日本酒、酔鯨すいげい)。
酔鯨(すいげい) 酔鯨酒造株式会社

酔鯨の酒名は、幕末の土佐藩主、山内容堂公の雅号「鯨海酔侯」から命名。

海に鯨が泳ぐ国の酔っぱらいの殿様という意味だそうですが、豪快に酒を飲む土佐の風土を表現された良い酒名だと思います。

酔鯨酒造8.jpg
蔵の最上階は原料米処理です。
写真はフジワラテクノアート社製の「回転式自動洗米浸漬装置」。
司牡丹酒造で説明させていただきましたが、高知県でこの装置を導入している蔵は酔鯨酒造、司牡丹酒造と土佐鶴酒造の3社です。
酔鯨酒造2.jpgこちらが仕込み部屋です。
仕込みの大きさは最大で1500キロ。年間3000石を造っている蔵としては、小さな仕込みではないでしょうか。

酔鯨酒造3.jpg

写真の方は今回、蔵をご案内していただきました安藤さんです。
酔鯨酒造4.jpg酔鯨とはどういう日本酒なのか?安藤さんに聞いてみました。

土佐は海の幸が豊かで、特にカツオのタタキのような赤身の魚を好んで食べます。
新鮮な海の幸に合う酒となれば、基本は淡麗辛口になるのですが、酔鯨が造る酒は、一口に淡麗辛口と言っても味がしっかしていて、薄っぺらくない酒、弱くない酒を目指しています。
そして酸で後味がスッキリと辛い酒。

土佐は宴会での酒文化が発達していて、お酒を食事と供に楽しむのが基本です。
酔鯨が造る酒は、土佐の料理との相性の良さで指示されてきました。
酸が少しあることで料理がますます美味しくなるんですよ。

また高知は冬が暖かい土地柄です。
それをハンディと考えずに、活かす事を考えていきたい。

そう話されました。


冬が温かい土地柄であった事から、蔵は何かしらの対策を講じなくては行けません。
その一つが近代化です。

写真は吟醸酒を醸す仕込み部屋です。
酔鯨酒造7.jpg部屋というより、大きなプレハブ冷蔵庫といった感じです。
こういった設備を導入した事により、空調による温度のコントロールの精度が向上。外気の変化の影響を受けずに酒造りが行なえる蔵が出来上がりました。

冬が暖かいというハンディがあった事が蔵を進歩させました。

こちらは貯蔵庫です。
酔鯨酒造では近代的な建物と、昔からの木造の建物が合体しています。
製造のルート順に見て回るうちに、いつのまにか昔ながらの蔵にたどり着きました。
酔鯨酒造5.jpg

こちらも貯蔵タンクです。
酔鯨酒造6.jpg1度単位で保存温度の調整が可能。屋外に置かれていてもマイナス温度での貯蔵も可能。
お酒が減った分は窒素充填されるため、お酒が空気に触れて酸化する事は有りません。


最後に蒸米機の前で記念撮影。
釜が写真のように倒れる事で、蒸米の移動を楽にしています。
酔鯨酒造9.jpg
商品の購入・質問は酔鯨酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:088-841-4080 酔鯨(すいげい)醸造元 酔鯨酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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