2010年09月29日

明峰喜久盛 めいほうきくさかり 瀧澤|信州銘醸株式会社

明峰喜久盛 瀧澤 信州銘醸株式会社

所在地:長野県上田市長瀬2999-1
銘柄:秀峰喜久盛,明峰喜久盛,梁山泊,黒耀,瀧澤,醸魂
創業:1850年(嘉永3年)頃
杜氏:西澤 勝 小谷杜氏
仕込み水:軟水(依田側伏流水) 超軟水(黒耀の水)
訪問日:2010/09/29


信州銘醸は長野県上田市にあった4つの蔵元が昭和48年に合併して出来た蔵元です。
明峰喜久盛 めいほうきくさかり 瀧澤|信州銘醸株式会社

明峰喜久盛をメインブランドとし、地酒専門店向けの「瀧澤(たきざわ)」。
日本一と言われる硬度0.95の超軟水「黒耀の水」で仕込んだ「黒耀(こくよう)」。
アルコール度数が40%もあるお酒「醸献(じょうこん)」という酒を造られています。


秀峰喜久盛 信州銘醸2.jpg
信州銘醸のこだわりの一つが「水」。

蔵が合併した際に、この地を選んだ理由が「水」にありました。
清冽で豊富な水量と、柔らかくクセが無い水であったことから、合併後にこの地に蔵を移しました。

蔵には3つの井戸が掘られていて、いずれも軟水の依田川(よだがわ)伏流水です。

その井戸水とは別に、信州の中央部にある和田峠という所に、「黒耀(こくよう)の水」と呼ばれる硬度が0.95という日本一の軟水が湧いています。

その黒耀の水をわざわざ汲みに行き、特別純米酒を造っています。



【蔵の外観です。】
秀峰喜久盛 信州銘醸3.jpg
黒耀の水とは、黒耀石の岩盤層を何万年もかけて浸透し通り抜けて湧き出ている天然水です。

黒耀石というガラスのような固い岩で出来た岩盤層が地下深くにあります。

ガラスのような岩盤層であるため簡単に水は通らないのですが、強い土圧が加わる事で何万年もかけて地下水が黒耀石の岩盤を通り抜けてるそうなのです。

そうして通り抜けて来た水は硬度が0.95という超軟水。

黒耀の水と、長野産の美山錦で造った酒が「黒耀」という名の特別純米。
日本酒ファンなら飲んでみたくなるお酒です。



写真は「黒耀」がスローフードジャパンで金賞をとった時の賞状。
秀峰喜久盛 信州銘醸10.jpg

もうひとつ、信州銘醸で面白いお酒がアルコール度数が40度も有るという「醸献(じょうこん)」というお酒。

これは純米の無濾過生原酒を約マイナス30まで、ゆっくりゆっくり凍らせる事によって、アルコールと水が分離し凍るそうです。
凍った水分の部分だけを取り除く事で、アルコール分とエキス分の濃度が高いお酒を造る事に成功しました。

生酒ですがアルコールが高いので常温保存しても腐敗・変質の恐れが無く時間経過とともに熟成も進みます。

濃縮後、約半年間熟成させて出荷。高アルコールを感じさせない円やかで濃醇な口当たりだそうです。

試飲会等では最も人気があり、直ぐに空になってしまうとか。

ただしアルコール度数が22度を超えると、酒税法で「日本酒」と名乗る事が出来ません。
純米酒であり、日本酒なのですが、法律では「その他の雑酒」という扱いになります。



【写真は蔵の仕込み部屋です】
秀峰喜久盛 信州銘醸6.jpg


【仕込み部屋をしたから写すとこうなります。】
秀峰喜久盛 信州銘醸5.jpg


写真はお酒を搾る際に用いる「槽(ふね)と呼ばれる圧搾機です。
佐瀬式と呼ばれるものが広く用いられています。
秀峰喜久盛 信州銘醸7.jpg

写真は大吟醸を仕込む、小仕込みのタンクです。
サーマルタンクと書かれていますが、コンピューター制御で温度調整が出来ます。
秀峰喜久盛 信州銘醸8.jpg
写真は蔵の心臓部とも言える麹室。
蔵人の方に写真に入ってもらいました。
秀峰喜久盛 信州銘醸4.jpg

写真の方が信州銘醸の代表、瀧澤  光次さんです。
お忙しい中、社長様が自ら蔵をご案内して下さいました。
秀峰喜久盛 信州銘醸11.jpg


私も同じ場所で記念撮影。
お忙しい中、歓迎していただき有り難うございました。
秀峰喜久盛 信州銘醸12.jpg
商品の購入・質問は信州銘醸株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0268-35-0046 秀峰喜久盛醸造元 信州銘醸株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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