2010年07月21日

よしのとも | 吉乃友酒造有限会社

よしのとも 吉乃友酒造有限会社

所在地:富山県富山市婦中町下井沢3285-1
銘柄:よしのとも , 吉乃友
創業:明治10年 1877年
杜氏:社員杜氏 無所属
仕込み水:
訪問日:2010/07/21



淡麗辛口傾向が強い富山県の日本酒において、濃醇な日本酒を目指す異色の蔵元が「よしのとも」です。

富山県の大半の酒蔵が淡麗辛口に向かった中、吉乃友酒造だけは濃醇辛口に向かいました。
よしのとも | 吉乃友酒造有限会社

よしのともは濃醇辛口のお酒です。決して綺麗なタイプのお酒ではありません。いなか酒です。
酸がしっかりとあり、悪く言えば雑味と感じられてしまう部分もあるかもしれません。」
そうおっしゃったのは、5代目吉乃友酒造当主、吉田満さんです。


味に面白さがある「田舎酒」を基本とし、並べてきき酒した時には、強い酒ではありませんが、お燗にして食中酒として飲むと、その持ち味が発揮されるお酒だそうです。



よしのとも2.jpg
何故、吉乃友は「濃醇」な酒を求めたのか?

その答えは「純米化」にありました。

吉乃友は富山県で一番最初に「純米化」を行った蔵元です。

既に昭和時代には「出品酒を除き、他の商品全ては純米酒」に移行されていたそうです。

よしのともの純米酒の持ち味はしっかりとした味わい。
洗練された味とは対照的に、野武士を思わせる力強い味わい。

そこで、特徴に逆らわず、濃醇な辛口酒を追求すべきではないのか?
そのような考えから濃醇辛口の酒を中心に造るようになったそうです。


写真は釜場の天井です。
よしのとも3.jpg
ただし、よしのともの全てが濃醇辛口ではありません。

純米吟醸は「冷やして美味しいお酒」を目指して造られていてとても綺麗です。

純米酒に関しては、フクラギ(ブリの小さい頃の魚)のお刺身や、アオリイカ等のお刺身に合うように、酸を持たせた酒にしているとの事。

脂の乗った魚にはある程度酸が利いた酒の方が良く合うそうです。


よしのとも4.jpg



写真は貯蔵蔵です。
よしのとも5.jpg

訪問した時期はお漬け物用の酒粕の出荷時期でした。
写真は酒粕の出荷作業をしている方々です。
よしのとも6.jpg


最後に訪問の証として記念撮影しました。
よしのとも7.jpg
訪問した感想ですが、他の蔵が淡麗辛口に向かう中、この蔵だけは独自路線を取ったことで、異彩を放っていて、面白い蔵元だと思いました。

今度富山県に来た時は、蔵の近くで一泊して、脂の乗ったブリ等と一緒によしのともの純米酒を飲んでみたいものです。

きっと美味しいと思います。


商品の購入・質問は吉乃友酒造有限会社へお問い合わせ下さい。
TEL:076-466-2308 よしのとも醸造元 吉乃友酒造有限会社
ここに書かれているデータは筆者が訪問した時点の情報でございます。



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