2013年06月04日

萬代(ばんだい)|株式会社小林酒造本店

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 329蔵目

萬代(ばんだい)|株式会社小林酒造本店

福岡県糟屋郡宇美町宇美2丁目11番1号
蔵元のサイト:http://sakebandai.com/


酒名:萬代(ばんだい)、博多の森 ■創業:寛政4年(1792年)8代 ■杜氏:社員杜氏(諸派) ■仕込み水:中硬水 ■訪問日:2013/03/25

代表銘柄
超辛口純米酒 博多の森
上撰 萬代
麦焼酎 はかた美人

萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|外観
萬代(ばんだい)という名の酒を造る株式会社小林酒造本店は寛政4年(1792年)に初代小林作五郎氏が創業した現在で8代続く酒蔵。

この地の地主の家に生まれた作五郎氏は「五郎」と名がつくことから、恐らく長男で無かったのでしょう。本人の希望で酒造業を選び本家から分家する形で酒造業を創業したと言い伝えられています。

創業当初は「早見川」という酒名で酒を造られていたそうですが、天保5年に2代目の勝平氏が老亀によく似た石を手に入れ、その時に現在の酒名となる「萬代(ばんだい)」が誕生します。

写真は蔵の屋上から撮影。
萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|外観_ミニチュア

萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|外観_ミニチュア

萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|外観_ミニチュア
蔵を見下ろすシチュエーションで撮影出来る蔵は早々に無いので、ミニチュアフィルターで加工してみました。

写真は釜場。
萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|釜場
仕込水は蔵から直線で3〜4キロ離れた山の麓から採取される三郡山系の伏流水(中硬水)を使用。水源から蔵までパイプが引かれているとの事。

原料米は糸島産の山田錦をはじめ、ヒノヒカリ、夢一献などを使用。
日本酒の製造は毎年9月からスタートし、「にごり搾り」という酒を製造。10月の上旬に造りは一旦終了し、その後は新しい芋が収穫されてくる事から11月の末までいも焼酎の製造が行われます。

そして11月の末から4月まで再び日本酒の製造を開始。日本酒の製造が終わると次は麦焼酎・米焼酎の製造が始まり、それが終わると梅酒や奈良漬の製造が7月頃まで続くという、ほぼ1年中なんらかの製造が行われているとの事です。

写真は麹室。
萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|麹室
私が訪問した6月は塩麹が造られていました。

萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|仕込み部屋
現在の主力商品の萬代(ばんだい) は、大半が福岡市の近郊で消費されている日常酒。
量的には一番多く製造されているとの事。

次に力を入れている酒が「博多の森 純米酒」。
この酒は全国各地から博多を訪れるお客様に対し、福岡の地酒を飲んでいただく為には、福岡にちなんだ酒名である方がイメージが湧くだろうと、福岡で国体が開催された歳のメイン会場となった博多の森の競技場から命名。

辛口だけど味があり、九州の地酒の特徴も備えている酒。
毎年2割以上の伸びで出荷が増えているとのこと。

写真は吟醸の仕込み部屋。
萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|吟醸仕込み部屋

写真は槽場。
萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|槽場
大吟醸、純米大吟醸など高級酒を搾るときこの槽を使用。
使用回数は年に4〜5回程度との事。

最後に訪問の証の記念撮影。
萬代(ばんだい) 株式会社小林酒造本店|記念撮影
昔ながらの仕込み部屋を支える、磨きこまれたツヤのある柱に驚く吾郎。

福岡の酒は全国的にもやや甘口の酒が特徴。
お酒に限らず醤油をはじめ料理全体が少し甘く、甘い酒が好まれる地域。

そんな中、小林酒造では辛口ながらも、九州の特徴を持ち合わせた旨味のある酒を造られているとの事。
福岡に行かれた際に是非、お試しいただきたい銘柄です。




商品の購入・質問は萬代(ばんだい)|株式会社小林酒造本店へお問い合せ下さい。
TEL:092-932-0001萬代、博多の森醸造元株式会社小林酒造本店
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

この記事へのトラックバックURL

http://sanoya.jizake.com/t2368

蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ 佐野屋 地酒.com
◆佐野屋 地酒.com
蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ。