2013年03月19日

白木久(しらきく)|白杉酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 325蔵目

白木久(しらきく)|白杉酒造株式会社

京都府京丹後市大宮町周枳954
蔵元のサイト:http://www.shirakiku.info/


酒名:白木久(しらきく) ■創業:安政6年(1777年)11代 ■杜氏:諸派(蔵元杜氏) ■仕込み水:軟水 ■訪問日:2013/03/19

代表銘柄
純米酒 白木久
吟醸酒 白木久
上撰 白木久

白杉酒造株式会社は1777年(安政6年)に創業した236年の歴史を持つ現在で11代続く酒蔵です。
白木久(しらきく) 白杉酒造株式会社|外観
残念ながら創業の経緯は伝え聞いてないという事で不明なのですが蔵元の話によると、かつてこの地の大地主だったということから、余剰米でお酒を造っていたのではないかと考えられます。

写真の方は11代目蔵元の白杉 悟さん。
白木久(しらきく) 白杉酒造株式会社|白杉 悟蔵元
白杉酒造では現在、11代目蔵元が自ら杜氏となり酒造りをされています。
流派は無所属。

白杉 悟さんは、この蔵の後継者の家ではなく先代の蔵元から見て甥っ子でした。
蔵を継がれる以前は京都市内に住まわれていたそうですが、10代目には後継者がいなかった事から、甥であり4男であった悟さんが大学を出て直ぐの22歳の時に養子に入り蔵を継がれたそうです。

悟さんは幼い頃からよく蔵に来られていたそうで酒造りの現場が好きだったそうです。大学を出た後も都会ではなく地元で働きたいと考えられていたそうで迷わず蔵を継がれたとの事。

蔵に入った時には但馬から杜氏が酒造りに来られており、その杜氏の元で酒造りを学ぶと同時に広島と東京の醸造試験所で勉強をされます。
5年間杜氏の元で酒造りを行った後に悟さんが杜氏となられ酒造りが行われるようになります。

全ての酒米を地元の米だけを使用。
特定名称酒には京都の酒米「祝」のみ。普通酒には麹米は祝で掛け米には五百万石。

丹後は関西で唯一コシヒカリの特Aを取っている米作りに適した土地です。
酒米についても良い米が取れるので地元の米を使いたい、という事で農家と直接契約栽培し米を作ってもらっているとの事。
使用している全ての米が契約栽培だそうです。

仕込水は裏山から湧く地下水を使用。
硬度19mg/Lの超軟水。
水量はとても豊富だそうで仕込水から洗い物にいたるまで全て地下水を使用。

造り手は悟さんと米作りをされている農家の松本さんとの二人。繁忙期には悟さんの奥様が加わり3名で製造。
11月上旬から酒造りがスタートし12月中旬には甑倒し。年間製造量は約60石という極小規模蔵です。

写真は蔵の代表銘柄は白木久(しらきく)白木久(しらきく) 白杉酒造株式会社|白木久 吟醸
ラベルのデザインが今風でおしゃれですね。

白杉酒造では古くから白木久(しらきく) という酒名の酒を製造されており、現在でも蔵の代表銘柄として用いられています。

緑の純米酒が一番良く売れているそうです。
白木久(しらきく) 白杉酒造株式会社|白木久 純米酒

平成22年より現在のラベルにデザイン変更。
三角錐のマークは杉の木をイメージされているとの事。

日本酒以外には梅酒と紅芋を使ったリキュールを製造されているそうです。

写真は蔵に併設されている喫茶店。
白木久(しらきく) 白杉酒造株式会社|喫茶店

丹後は全域で軟水だそうですが、その中でも蔵の仕込水は特に軟水。
その為、口当たりが柔らかく女性的な酒が特徴との事。
蔵がこだわっている原料米「祝」特徴も活かせる事から、京都の酒ではなく丹後でしか造れない地酒として特徴を出していきたいとの事。

最後に訪問の証の記念撮影。 白木久(しらきく) 白杉酒造株式会社|記念撮影
樹齢400年と伝えられている椎の木に驚く吾郎。

製造された酒の9割は地元の京丹後市内で消費されているとの事。
まだまだ地元への普通酒の出荷が多いとの事ですが、11代目は近い将来全量純米蔵に変えたいという事を考えておられるそうです。
今後の活躍に期待したい蔵です。




商品の購入・質問は白木久(しらきく)|白杉酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0772-64-2101白木久醸造元白杉酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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