2012年11月28日

宮の雪(みやのゆき)|株式会社宮﨑本店

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 292蔵目

宮の雪(みやのゆき)|株式会社宮﨑本店

三重県四日市市楠町南五味塚972
蔵元のサイト:http://www.miyanoyuki.co.jp/


酒名:宮の雪(みやのゆき)、極上宮の雪 ■創業:弘化3年(1846年)6代 ■杜氏:社員杜氏 ■訪問日:2012/11/28

代表銘柄
宮の雪 純米吟醸
宮の雪 しぼりたて生原酒
亀甲宮焼酎(キンミヤ)25%

はるかに鈴鹿連峰を望む三重県四日市市楠町。
鈴鹿連峰を水脈とする伏流水が豊富な地域で、かつては焼酎の醸造が盛んに行われていた土地でした。
「灘の清酒に対し楠の焼酎」と言われるくらい一大焼酎生産地。人口一万人規模の小さな楠町の中だけで最盛期には34件の酒蔵があったそうです。

しかし現在残っているのは1社のみ。
宮の雪を醸す株式会社宮﨑本店です。
宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|外観
株式会社宮﨑本店はペリーが浦賀に来る7年前の弘化3年(1846年)に宮崎 庄三郎氏が創業した現在で6代続く酒蔵です。

冒頭での記載の通り、蔵が位置する楠町はかつては焼酎の一大産地でした。
宮﨑本店は弘化3年に芋焼酎・ミリンを製造した事から始まり、その後日本酒の醸造免許を取得し日本酒を造り始めたと言われています。

現在は日本酒、焼酎、合成清酒、ミリン、ウイスキーを製造。
商品として発売はされていませんが、リキュール、ワインなどなど10種類以上の製造免許を所有されているとの事。
生産規模は全酒類で1升瓶換算で340万本。そのうち日本酒は約15%ほど。5千石前後ではないでしょうか。
全酒類の生産量でいうと三重県で最大の地酒蔵になります。

宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|外観
宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|事務所
重厚な黒壁の建物は大正時代〜昭和のはじめに建てられたもの。
写真の事務所、蔵の建物など6棟が文化財建造物に指定されています。

宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|商品
写真左の「極上宮の雪 本醸造」はいわゆるレギュラー酒と言われ数量的には一番売れている酒。
右から2番めの黒いラベルの酒は、三重県産の山田錦を用いた純米吟醸。

宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|亀甲宮焼酎_金宮
現在でも焼酎はこの蔵の主力アイテムで、写真の亀甲宮焼酎(キンミヤ)は、首都圏を含め全国的に展開されています。

写真は釜場。日本酒は平成7年に新築された建物で造られています。
宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|釜場
豊富な地下水に恵まれ、蔵の仕込み水はもちろんお米の水洗い、蔵の清掃に用いる水に至るまで地下水を使用。
地下150メートルの2本の井戸を用い、1日1050トンの地下水を使用されているそうです。

写真は仕込み部屋。
宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|仕込み部屋

宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|仕込み部屋
昨年(2011年)の仕込みまで南部杜氏が来て酒造りをされていたそうですが、2012年から自社の社員による酒造りに切り替えたそうです。
極上宮の雪になる醪が仕込まれていました。タンクが大きせいか、モロミを拡散させる為の羽が備え付けられていました。

写真は槽場です。
宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|槽場

写真は資料館。
宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|展示館
蔵には古い道具が展示されていたり、各種お酒の試飲などが行える資料館が併設されています。
一般の方の蔵見学もOKで、毎年2月には「日本酒大学」というイベントを開催されているとの事。
また蔵の外観も美しく撮影が好きな方にもお薦めの蔵元です。蔵訪問にお薦めの酒蔵です。

宮の雪(みやのゆき) 株式会社宮﨑本店|記念撮影




商品の購入・質問は宮の雪(みやのゆき)|株式会社宮﨑本店へお問い合せ下さい。
TEL:0593-97-3111宮の雪、極上宮の雪醸造元株式会社宮﨑本店
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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