2012年04月26日

有薫(ゆうくん)|有薫酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 258蔵目

有薫(ゆうくん)|有薫酒造株式会社

福岡県久留米市城島町大字内野330-9


酒名:有薫(ゆうくん) ■創業:1860年(嘉永3年) ■杜氏:蔵元杜氏 ■仕込み水: ■訪問日:2012/4/26

代表銘柄
有薫 上撰
有薫 ひのくち
有薫 純米生貯蔵酒

有薫酒造株式会社は1860年(嘉永3年)に須藤 重之進氏が創業した酒蔵です。
有薫(ゆうくん) 有薫酒造株式会社|蔵の外観
重之進氏は久留米藩の医師の家に生まれた士族。
剣道の達人だったそうで藩の剣道の師範をされていたとの事ですが、嘉永3年に酒造業を開始されます。

その後に兄弟も酒蔵を起こし、次男は二ノ宮と苗字を改めて比翼鶴酒造、もう一人は蒲池を名を改め池亀酒造を立ち上げます。

城島の酒蔵の多くは明治以降に創業しますが、有薫は江戸期に創業している事から花の露に並ぶ城島の名家的な存在の酒蔵です。

写真は蔵の中。
有薫(ゆうくん) 有薫酒造株式会社|蔵の中
かつては大きな酒蔵として酒造りをされていたそうですが、先代の蔵元の代に製造の大改革が行われます。

現在の蔵元はイギリスに留学された後に向こうで金融関係の仕事をした後に、酒蔵に戻ってこられます。
歴史が長い酒蔵の多くは、建物が無駄に広く現在の酒造りに決して適しているとは言えないのです。
あと社員ではなく季節雇用の杜氏が酒造りを行うため、設備の改革を行うにも杜氏の意見を伺う必要があります。杜氏もプライドがある為、折り合いが付かないこともしばしあります。

かつて有薫では名杜氏と言われた原クマオ杜氏という方が酒造りをされていたそうですが、引退される際に彼に代わる男はいないだろうと考え、蔵元で酒を造る方針に変更。

イギリスで金融の仕事をされていた息子さんを蔵に戻してコンパクトな四季醸造蔵を行うことを決意されます。

写真は仕込み部屋。
有薫(ゆうくん) 有薫酒造株式会社|仕込み部屋
仕込みタンクは計4本。これを1年間、ほぼ休まずコンスタンスに製造を続けます。

写真は槽場です。
有薫(ゆうくん) 有薫酒造株式会社|槽場
小型のヤブタがプレハブ冷蔵庫の中に治められています。 どうしても酒袋を乾燥させる必要があり、その期間は酒造りを休むとの事。その時期以外はずっと製造を続けているそうです。

蔵がこの設備に変えた時には地元では賛否両論が起きたそうですが、酒蔵として生き残っていく為の選択の一つとして、この方法を選ばれたそうです。

蔵は身近な家庭料理に合わせる生活酒として、地元の問屋流通や委託製造を請け負って酒造りをされているそうです。
蔵元の話によると、父の代で製造にメスを入れましたが。
自分の代では消費者の方が直接買ってくれるような酒を造りたい。直接消費者に売る販路を持ちたい。と語られました。

最後に訪問の証の記念撮影。
有薫(ゆうくん) 有薫酒造株式会社|記念撮影
詳しい方が見たらご存知でしょうが、あえて説明は避けます。
始めて見る型式タンクに驚く吾郎でした。




商品の購入・質問は有薫(ゆうくん)|有薫酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0942-62-2101有薫醸造元有薫酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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