2011年10月10日

米川(よねかわ) 豊賀(とよか)|高沢酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 219蔵目

米川(よねかわ)|高沢酒造株式会社

長野県上高井郡小布施町大字飯田776
酒名:米川(よねかわ)、豊賀(とよか) ■創業:1902年(明治35年)4代 ■杜氏:蔵元杜氏(諸派) ■仕込み水:中硬水 ■訪問日:2011/10/

代表銘柄
豐賀 特別純米酒
豐賀 純米吟醸
米川 本醸造

長野県の観光名所のひとつ小布施町。
観光客で賑わう北斎館から徒歩10分くらいで、栗の木やぶどうの木などが植えられている農村地帯が現れます。
賑やかな観光地とは対照的な静かな農村で、米川(よねかわ)、豊賀(とよか)という地酒を造っている酒蔵が高沢酒造株式会社です。

米川(よねかわ) 高沢酒造株式会社|外観
米川(よねかわ)、豊賀(とよか)という名の日本酒を造る高沢酒造株式会社は、明治35年(1902年)この地で農家をしていた高沢 市助氏が創業した現在で4代続く酒蔵です。

小布施といえば栗に関しては昔から特産品でしたが、栗以外の農作物についてはそれほど豊かな土地では無かったそうです、現在はぶどうなどが育てられていますが、かつては菜種の栽培が行われていたそうです。

市助氏は庄屋や地主という地位では無く、普通の農民という立場で、酒蔵設立にあたり出資者を集め資金を調達し酒蔵を起業したそうです。

創業時の屋号は既に現在と同じ高沢酒造株式会社。
創業当初の酒名は不明ですが、現蔵元が子供の頃「金時」という酒名が主流だったそうで、金時が創業酒名ではないかと考えられます。

写真は蔵の主力商品米川(よねかわ)
米川(よねかわ) 高沢酒造株式会社|米川
米川は昭和30年頃に誕生した現在の主力銘柄。
米が醸され酒となり、やがては川の如く沢山の酒を製造したい、という気持ちが現れた酒名だとか。
米川 本醸造米川 普通酒など地元の酒。

写真の方は蔵元杜氏の高沢 賀代子さん。
米川(よねかわ) 高沢酒造株式会社|高沢賀代子杜氏

平成12年、現蔵元(賀代子さんお父さん)が家族全員で酒造りをしようと言い出し賀代子さんは蔵に入ります。
最初は手伝い開始され、翌年から麹造りを担当。2005年から杜氏を務めるようになります。

味をしっかり出す酒。
しっかりした麹を造り米の旨味を全部引き出したい、との事。

写真の方は賀代子さんの旦那様、高沢 暁彦さんです。 米川(よねかわ) 高沢酒造株式会社|高沢暁彦
現在は賀代子さんと暁彦さんの夫婦で蔵を切り盛りされています。

そしてこれからの酒。こだわり銘柄の「豊賀(とよか)
米川(よねかわ) 高沢酒造株式会社|豊賀
米川が地元向けの既存商品。
豊賀は全国市場に視野を向けた品質にこだわった銘柄。

酒名は賀代子さんの「賀」という文字と、天女伝説から取ったものだとか。
丹波地方にて天女が酒を造ったという物語があるそうで、豊受賀能売命(とようかのめのみこと)として祀られているそうです。

写真は麹室の入口。
米川(よねかわ) 高沢酒造株式会社|麹室の入り口
ドアの上にガムテープが張られているのが見えますが、消毒中で中は見れませんでした。
日東工業所の文字が見えます。きっと中は良い室なんでしょう。

写真は仕込み部屋
米川(よねかわ) 高沢酒造株式会社|仕込み部屋
部屋は小さく、タンクの大きさも小さいながらも、しっかりと足場が組まれています。
新しく改装された感があり密閉度がよさそうです。
豊賀(とよか)を製造する際に、仕込みべやもリニューアルされたのかではないでしょうか。
なかなか良い仕込み部屋だと思いました。

写真は貯蔵庫です。 米川(よねかわ) 高沢酒造株式会社|貯蔵庫

高沢酒造は農家出身の酒蔵ということもあって、現在も農業もされているようで、蔵には農機具なども置かれていました。
訪問した第一印象は一般的な酒蔵というイメージより、農家が酒も造っているというフランスのワイナリーのような印象を受けました。

ただ仕込み蔵などを改装されるなど品質の強化に務めておられます。
豊賀というこだわりブランドを立ち上げておられ今後の活躍に注目したい蔵元だと思いました。




商品の購入・質問は米川(よねかわ)|高沢酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:026-247-2114米川(よねかわ)、豊賀(とよか)醸造元高沢酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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