2011年09月30日

盛升(さかります) |黄金井酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 208蔵目

盛升(さかります) |黄金井酒造株式会社

神奈川県厚木市七沢769
酒名:盛升(さかります)  ■創業:1818年(文政元年)8代 ■杜氏:社員杜氏(諸派)
■仕込み水:中硬水 ■訪問日:2011/9/30

代表銘柄
盛升 本醸造
盛升 特別純米酒
盛升 辛口

神奈川県のほぼ中央に位置する厚木市。
国から特例市に指定を受け、東京・横浜の衛星都市である一方、丹沢山地の麓にはまだまだ自然や農業地帯を多く残しています。
その神奈川県厚木市にて、文政元年より酒造りを続ける酒蔵が黄金井酒造株式会社です。

盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|外観
盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|外観
日本酒、盛升(さかります)を造る黄金井酒造株式会社は、文政元年(1818年)黄金井伝四郎氏によって創業した現在8代続く酒蔵です。

創業当初の屋号は「升屋」といい、「小金井櫻」という酒名の酒を造られていたそうです。

蔵の資料によると5代目蔵元が衆議院議員を務め、現在でも日本酒業界において最も大きな団体である「日本酒造組合中央会」を設立し初代会長に務められた事などから、黄金井家はこの地域の名主的な存在だったと思われます。

第2時大戦後、升々繁盛するという願いから酒名を「盛升」(サカリマス)と改名します。

黄金井酒造で杜氏を勤める飯塚 栄治さん。
盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|杜氏
黄金井酒造では代々、越後杜氏による酒造りを行って来ましたが、平成15年より地元出身の社員杜氏による酒造りを開始。
平成15、16年の全国新酒鑑評会にて金賞を受賞されています。

黄金井酒造は新潟杜氏が酒を造っていたということで、かつては淡麗辛口タイプの酒を造られていました。

しかし飯塚杜氏が10数年間杜氏を務める中、今は淡麗辛口の酒という時代では無くなってきた事を感じ、味の乗りが良い酒にシフトしている段階だそうです。

釜場周辺を撮影。
盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|釜場
蔵は近代化された鉄筋の建物、最上階で原料米処理が行われ、下のフロアに行くに連れ酒が出来上がります。

写真は最上階にある、釜場・原料米の前処理を行うエリア。
浸漬装置と,放冷機、連続蒸米機らしき機械が写っています。

写真は麹室。中は板張りでした。 盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|麹室


写真は酒母を仕込む「もと場」です。 盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|酒母室
10月下旬頃から酒造りが行われますが、その頃だとまだ神奈川は温かいので、酒母を仕込む部屋は冷蔵が完備されています。


写真は仕込み部屋。 盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|仕込み部屋
盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|タンク
足場もしっかりしていて安全に作業が行える仕込み部屋。

タンクの形状も特殊で、入り口の首が長い事でホース類が扱いやすいとのこと。
写真では首の部分で隠れていますが検尺口(けんじゃくこう)が装備されています。

写真は槽場です。 盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|槽場

訪問の証の記念撮影、は仕込み部屋にて撮影。 盛升(さかります) 黄金井酒造株式会社|記念撮影
杜氏の話によると黄金井酒造は国定公園に建てられている酒蔵だそうで、景観の観点から建物の高さが制限されていているため、仕込み部屋の天井が低いのが特徴。

仕込み部屋の天井の低さに驚く吾郎でした。




商品の購入・質問は盛升(さかります) |黄金井酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:046-248-0124 盛升(さかります) 醸造元黄金井酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

この記事へのトラックバックURL

http://sanoya.jizake.com/t1634

蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ 佐野屋 地酒.com
◆佐野屋 地酒.com
蔵元の熱き思いをお届けします。年間発送1万件以上 地酒のセレクトショップ。