2011年06月19日

柏盛(かしわざかり)|片山酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 191蔵目

柏盛(かしわざかり)|片山酒造株式会社

栃木県日光市瀬川146-2
■酒名:柏盛(かしわざかり),日光路 ■創業:1880年(明治13年)6代
■杜氏:蔵元杜氏(諸派) ■仕込み水:中軟水(日光千両水) ■訪問日:2011/6/19

代表銘柄
・原酒 柏盛
・生原酒 素顔
・15年熟成 原酒 柏盛

東照宮の門前町として栄え、観光地・景勝地で知られる栃木県日光市。
その歴史は古く奈良時代に勝道上人が霊峰男体山に登頂した事から始まります。

それによって山岳信仰の拠点となり、多くの修験者や僧が入山。修験者が集まった結果、精進料理が発展し現在でも湯葉が日光の特産品です。

その日光には現在2件の酒蔵が稼動しています。その一つが柏盛(かしわざかり)という酒を造る片山酒造株式会社です。
柏盛(かしわざかり)片山酒造株式会社|外観

日本酒 柏盛(かしわざかり)を造る片山酒造は明治13年に片山久太郎氏によって創業した現在で6代続く酒蔵です。

新潟県の柏崎から、新潟杜氏の一員として栃木県の矢板周辺の酒蔵に出稼ぎに来ていた久太郎氏は腕が良いことから独立します。
それに当たり蔵主から「独立は遠い場所にして欲しい」と言われたことから、栃木県下で水のよい場所を探した結果、日光の今市にたどり着きます。清冽な地下水が豊富にあった事からこの場所で酒造業行うことを決意。

柏崎出身という事から創業酒名は柏盛と命名。現在も創業酒名「柏盛」をメインブランドとし酒造りを続けています。


写真は6代目蔵元 片山 貴之さん。
柏盛(かしわざかり)片山酒造株式会社|蔵元

片山酒造の酒造りですが、越後杜氏が創業した酒蔵という事もあり代々越後杜氏が行って来ました。

特に先代の野積地区出身の越後杜氏は腕は良く、鑑評会等で数々の賞を受賞したとのこと。しかしその杜氏さんが急死された事から昨年から、蔵元の弟さんが酒造りを行っています。

原料米は栃木産の五百万石をメインに使用。出品用の大吟醸といったごく一部に兵庫産の山田錦を用います。
日光千両水と呼ばれる、地下16メートルからくみ上げた口当たりのよい軟水で酒を醸します。
普通酒は一切造っておらず製造している全量が特定名称酒です。


柏盛は原酒が中心。
柏盛(かしわざかり)片山酒造株式会社|商品

日光の宿場町、今市に位置する片山酒造は、日光とのつながりがとても深い蔵元です。

観光客といった外から沢山の人々が訪れる地であることから、いつしか製造直売というスタイルという酒蔵になりました。

製造直売のメリットを最大限に活かすべく、片山酒造の主力商品は無濾過生原酒。
炭素濾過を行わず、槽しぼりによる優しい圧力で酒を搾りった酒を、オリを沈めて上澄みだけをダイレクトにビン詰めします。

製造直売ならではのメリットを最大限に活かし、お客様にフレッシュなお酒をお届けしたいという考えから原酒をメインとした酒造りになったとの事。

あとフレッシュな新酒とは対照的に年間5本しか造らないという15年熟成酒があります。
値段は何と720mlで5万円。それでも人気で、筆者が訪問した2011年6月19日時点で既に2022年までの予約は埋まっており、注文は2023年に15年熟成を迎える酒以降との事。なんと12年待です。


写真は6代目蔵元の奥様
柏盛(かしわざかり)片山酒造株式会社|奥様

そしてこちらの方は6代目のお母様
柏盛(かしわざかり)片山酒造株式会社|お母様

柏盛のもう一つの名物が6代目の奥様とお母様。
日光の人々の間でも蔵の美人奥様、美人お母様として有名です。

蔵にお酒を買いに行った際、運がよければお店におられるかもしれません。日光観光に来られた日本酒ファンにお薦めの酒蔵です。


柏盛(かしわざかり)片山酒造株式会社|仕込み部屋
柏盛(かしわざかり)片山酒造株式会社|麹室
柏盛(かしわざかり)片山酒造株式会社|槽場
柏盛(かしわざかり)片山酒造株式会社|記念撮影

最後に訪問の証の記念撮影。
蔵の美人奥様を撮影するのに夢中になり、自分の訪問写真を撮り忘れた吾郎でした。




商品の購入・質問は柏盛(かしわざかり)|片山酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0288-21-0039 柏盛(かしわざかり)醸造元片山酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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