2011年06月15日

桂月(こしのけいげつ)|毛利酒造合資会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 190蔵目

越の桂月(こしのけいげつ)|毛利酒造合資会社

福井県福井市東郷二ヶ町36-29
代表銘柄:越の桂月(こしのけいげつ)
創業:1938年(昭和13年)3代
杜氏:南部杜氏
仕込み水:弱軟水(足羽川の伏流水)
訪問日:2011/6/15

代表銘柄
越の桂月 純米 郷
越の桂月 純米吟醸 一意専心
越の桂月 純米 毛利

地元の米、水、風土にこだわった酒造り行う毛利酒造合資会社。 越の桂月(こしのけいげつ) 毛利酒造合資会社|蔵の外観

毛利酒造合資会社は昭和13年、毛利淳吉氏によって創業された、比較的歴史の新しい酒蔵です。

創業の経緯は変わっています。税務署の職員として働いておられた毛利 淳吉氏が、宿場街であった東郷にて売りに出されている酒蔵の存在を知ります。その蔵の免許等を買取り酒造業に参入。

詩人、大町 桂月が好きであったことから「越の桂月」という酒名を命名。現在のその創業酒名を引継ぎ酒造りを行っています。


写真が3代目蔵元の毛利 徹郎さんです。 毛利酒造合資会社 蔵元|毛利 徹郎

現在、毛利酒造にはかつて「梵」で酒造りをされていた南部杜氏が酒造りをされています。

しかしゆくゆくは蔵元の毛利 徹郎さん自身が酒造りを行う事を考えておられます。その為には「酒造りを教えてくれる杜氏」が必要となります。

杜氏の中には「蔵主は酒造りに関わって欲しくない」と考えておられる方が未だに多いのですが、「私がみっちり酒造りを教えます」という杜氏に出会います。
その方がたまたま梵で酒造りをされていた南部杜氏だったそうです。

良い杜氏に出会えた事で酒がよくなり、綺麗で上品な食中酒を醸されています。


越の桂月(こしのけいげつ) 毛利酒造合資会社|仕込み部屋

毛利酒造は米・水・風土にこだわった酒造りをコンセプトにされています。

蔵が位置する福井県の東郷地区は福井県のコシヒカリの名産地。
霊峰白山をルーツとする足羽川の豊富な伏流水があり、米作り、酒造りに適した土地です。

地元の水で育った米は、地元の水で醸してあげた方が素直に良い酒になってくれるのでは?
そのような気持ちで、全量手造りによる小仕込みが行われています。

福井県は海の幸、山の幸が豊富でおいしい食べ物が多い土地です。
その代表的ともいえる越前蟹となると蟹が食卓の主役となります。
このような料理が美味しい土地で愛される酒というのは、料理と相性が良い食中酒になります。

毛利酒造では食中酒として料理を邪魔しない酒。ただし米の味はしっかり残す。のどごし柔らかく何杯でも飲みたくなる酒。
このような酒質を目指し酒造りをされています。


越の桂月(こしのけいげつ) 毛利酒造合資会社|槽場

お酒を搾るのは写真の木の槽、1台のみ。

搾る際には4人の人間を必要とし約3日間かかります。
薮田があれば一人でオートマチックで酒を搾る事が出来るのですが、蔵元は「槽(ふね)の方が良い、との事。

人数が必要で圧力も手動で変えるという作業が必要になります。時には夜中に起きて圧力を換えに来る事もあるそうです。
しかし細かな調節を自身で行えるために、毛利酒造のような小規模の蔵の場合は槽(ふね)で丁寧に搾るほうが、ペース的にも丁度いいとの事。


越の桂月(こしのけいげつ) 毛利酒造合資会社|記念撮影

最後に訪問の証の記念撮影です。

かつて梵の杜氏さんの指導で造られた酒というだけあって、上品な食中酒というタイプの酒。
吟醸酒には香りはありますが、かなり控えめで薄化粧といった感じ。料理との愛称はもちろん、酒単体でも楽しめる味に思わず笑顔になる吾郎でした。




商品の購入・質問は越の桂月(こしのけいげつ)|毛利酒造合資会社へお問い合せ下さい。
TEL:0776-41-0020 越の桂月(こしのけいげつ)醸造元毛利酒造合資会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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