2011年05月26日

関西一 於多福(おたふく)|柄酒造株式会社(つかしゅぞう)

新進気鋭 酒蔵訪問の旅 180蔵目

関西一 於多福(おたふく)|柄酒造株式会社(つかしゅぞう)

広島県東広島市安芸津町三津4228
代表銘柄:関西一,於多福(おたふく)
創業:1848年(嘉永元年)8代
杜氏:蔵元杜氏(広島杜氏)
仕込み水:軟水
訪問日:2011/5/26

代表銘柄
於多福 純米
関西一 純米吟醸
於多福 純米吟醸

関西一,於多福(おたふく) 柄酒造株式会社(つかしゅぞう)|蔵の外観

柄酒造株式会社(つかしゅぞう)は、嘉永元年(1848年)に、槌屋 忠左衛門(つちや ちゅうざえもん)氏が創業した酒蔵です。
創業当時の屋号は「槌屋(つちや)」、酒名は「於多福(おたふく)」。

安芸津という地名は「安芸藩の津(みなと)」を意味し、ここには舟が入る港があり、安芸藩の米の集積地としての役割を持っていました。

かつては港の周囲には安芸藩の御用蔵が並んでいたそうで、その米を利用し2次産品を造ったのが酒造業の開始の経緯ではないかと考えられます。

蔵元の話によると大正時代まで、安芸津の地にだけでも24件の酒蔵が存在していたそうです。


関西一,於多福(おたふく) 柄酒造株式会社(つかしゅぞう)|仕込み部屋

蔵はかなり小規模な部類に入ります。

現在の蔵は安芸津駅から徒歩で3分くらいの距離にありますが、かつて安芸津駅の周辺は海で入江になっていたそうで、蔵は少し離れた場所にありました。
やがて海が埋め立てられ陸となり、明治20年前後に事業拡大のため今の場所に蔵を移転しました。

現在の主力銘柄「関西一(かんさいいち)」は、明治時代に誕生します。


写真は6代目蔵元、柄 宣行さん。蔵元自ら酒造りをされています。 関西一,於多福(おたふく) 柄酒造株式会社(つかしゅぞう)|麹室

蔵元の話によると広島杜氏のルーツである安芸津には、かつて100人以上の杜氏がいたそうです。
昔からこの地に住む75歳以上の男性は、全員どこかの酒蔵で働いた経験がある、というくらい、酒造りが街の主力産業だったそうです。


関西一,於多福(おたふく) 柄酒造株式会社(つかしゅぞう)|商品

甘口と言われる広島酒の中、柄酒造が造る酒「関西一(かんさいいち)」は、ずっと辛口の酒を造ってきた酒蔵です。

主力商品は関西一 本醸造。
造られる酒の多くは地元消費です。 数年前から、創業酒名「於多福(おたふく)」を復活。特定名称酒の熟成酒などに用いられています。

試飲させていただいたところ、確かに辛口の男酒でした。

灘の酒が辛口の男酒と言われますが、それを彷彿とします。
それに対し軟水である広島は、女性的な酒が出来る上がる傾向がある事から、灘の酒のようなシャンとした男造りたい、という願望があったのではないでしょうか?

それ故、関西で売れている灘の酒を目指すという意味で「関西一」という酒名を考えられたのかもしれません。


関西一,於多福(おたふく) 柄酒造株式会社(つかしゅぞう)|記念撮影

最後に訪問の証の記念撮影。

出品クラスの大吟醸酒が持つ上品で華やかな酒に驚く吾郎でした。




商品の購入・質問は関西一,於多福(おたふく)|柄酒造株式会社(つかしゅぞう)へお問い合せ下さい。
TEL:0846-45-0009関西一,於多福(おたふく)醸造元柄酒造株式会社(つかしゅぞう)
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。

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