2010年12月17日

三波石(さんばせき)|田島酒造店

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
111件目の訪問蔵は、群馬県藤岡市の三波石 さんばせき 田島酒造店です。

三波石 さんばせき|田島酒造店

所在地:群馬県藤岡市神田899
銘柄:三波石(さんばせき)
創業:天保六年
杜氏:蔵元杜氏
仕込み水:軟水
訪問日:2010/12/18

代表銘柄
三波石(さんばせき) 手造り本醸造
三波石(さんばせき) 辛口
三波石(さんばせき) 原酒


古き良き、地方蔵。
この知の名主の面影を残す蔵元、田島酒造店
三波石(さんばせき)|田島酒造店

三波石(さんばせき)という名の日本酒を造る田島酒造店は、この地に続く名主の家柄です。
かつて蔵の入口には大きな倉庫があり、納められる年貢米が高く積まれていたそうです。

天保6年(1835年)に酒造業を創業。
昭和13年より酒名を「三波石」に改め、現在約200石の酒を家族で造られています。



天井に3つ換気口がある建物は養蚕のなごりだそうで、かつてここで蚕が飼育されていたそうです。
田島屋2.jpg

宮大工が建てたという蔵は、古さの中にも黒光りをする美しさもあります。
田島屋3.jpg
田島屋4.jpg

写真の右の方が蔵元の田島 仁さんです。

2005年に家族で酒造りをするようになりました。
現在は息子様が後を継がれているとの事。
田島屋6.jpg蔵には井戸が5つもあるそうです。


蔵元のお話では、地元は普通酒が主体で、今から30年ほど前々は甘口の酒が多く飲まれていたとのこと。
現在は「淡麗やや甘口」くらいの酒質に変化してきたそうです。



最後に訪問の記念撮影。
とても古く、そしてかなり急な階段に驚いている吾郎でした。
田島屋5.jpg
商品の購入・質問は田島酒造店へお問い合せ下さい。
TEL:0274-22-0808 三波石(さんばせき)醸造元 田島酒造店
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。   

Posted by 佐野 吾郎 at 20:55TrackBack(0)群馬県の酒蔵巡り

2010年12月17日

巌(いわお)|高井酒造株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
110件目の訪問蔵は、群馬県藤岡市のいわお 高井酒造株式会社です。

巌 いわお|高井株式会社

所在地:群馬県藤岡市鮎川138
銘柄:(いわお),上州の寒梅
創業:享保14年 10代
杜氏:越後杜氏
仕込み水:硬水
訪問日:2010/12/18

代表銘柄
巌 (いわお) 純米酒 黒
巌 (いわお) 旨味 純米酒
巖 (いわお) 純米吟醸
巌 (いわお) 大吟醸


創業は1729年、現在10代続いている群馬県は藤岡市の地酒「巌(いわお)」。
巌(いわお)|高井酒造株式会社

蔵の第一印象ですが、入り口に広い駐車場スペースがあり、建物も近代的。
地方蔵の中でも、近代的で大規模な蔵元に見えます。


巌 高井1.jpg
早速、蔵の中に入ってみました。


蔵は昭和62年に新築されました。ご覧の通り近代的で清潔です。

写真の方が、巌で酒造りをされている、山口和典杜氏(越後杜氏)です。
巌 高井3.jpg
私が訪問した日は、丁度普通酒の上槽が行われていました。

写真はタンクの底に残っているもろみを、排出口に集めている最中です。

巌 高井4.jpg


モロミはポンプで写真の青い圧搾機に運ばれ、酒粕と日本酒に分離されます。
巌 高井6.jpg右下の車輪がついた機械がポンプです。
圧搾機にモロミを運びます。

圧搾機によって絞られた酒は、左下の銀色のタンクに溜まります。

一定の量がたまるとセンサーが感知して、ポンプが作動し貯蔵タンクに運ばれます。



写真は貯蔵庫です。
巌 高井2.jpg搾ったお酒はホースを通って、貯蔵タンクに入れられます。

ここでしばらくの間、オリなどを沈殿させ味を整えます。
この日、搾ったお酒は約30日このタンクで休ませた後、火入れが行われタンク貯蔵されるとの事。






写真は麹室です。ステンレスですね。
右に写っておられる方が、11代目蔵元の高井 幹人さんです。
巌 高井5.jpg高井さんは、慶応大学を中退した後、京都大学を入学・卒業されたという変わった経歴を持たれている方です。

高井さんが求めるお酒は、熟成させて美味しい、力強い旨口タイプの酒です。

吟醸香が華やかな酒を求めない理由は、水質的に香りと味が調和しないこと。

そして水質的に熟成が優れていると考えていることから、香りを控えたオールドファッション的な酒を目指しているとの事です。


麹の温度を教えてくれるワイヤレスセンサーです。
巌 高井7.jpg
これらの商品が高井幹人さんが手がけている特定名称酒です。
巌 高井9.jpgいずれも熟成酒が主体。旨口の食中酒です。
地元向けの普通酒では4段のやや甘口が主体とのことですので、地盤的に味にインパクトがある酒がこの蔵の持ち味だと思いました。



最後に、訪問の証の記念撮影です。
こぢんまりした家族経営蔵を想像し、訪問したものの思った以上に立派で新しい蔵に驚いている吾郎でした。
巌 高井8.jpg商品の購入・質問は高井酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0274-24-0011 醸造元 高井酒造株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。   

Posted by 佐野 吾郎 at 20:53TrackBack(0)群馬県の酒蔵巡り

2010年12月17日

鳳凰聖徳|聖徳銘醸株式会社

新進気鋭 酒蔵訪問の旅。
109件目の訪問蔵は、群馬県の聖徳 せいとく 聖徳銘醸株式会社です。

鳳凰聖徳 ほうおうせいとく|聖徳銘醸造株式会社

所在地:群馬県甘楽郡甘楽町大字白倉686
銘柄:聖徳(せいとく),鳳凰聖徳,妙義山
創業:昭和34年
杜氏:社員杜氏(無所属)
仕込み水:軟水
訪問日:2010/12/17

代表銘柄
聖徳 原酒しぼりたて
鳳凰聖徳 純米吟醸
妙義山 本醸造
城下町小幡 純米吟醸




上信電鉄の上州新屋駅から徒歩で約10分、小高い丘の上に聖徳銘醸があります。

聖徳銘醸に向かう途中になんと「一級河川 三途川」という川を発見!

出来れば渡りたくない川ですがこの橋を渡らないと蔵にはいけません。
聖徳銘醸1.jpg後でホテルに帰って調べてみると、全国には三途の川が群馬県、千葉県、宮城県、青森県に存在するそうです。

写真の三途川は奈良時代の僧侶、行基という人が命名したそうで、三途の川が由来となっているそうです。




無事に酒蔵(聖徳銘醸)に行く事が出来ました。素晴らしく快晴です。
鳳凰聖徳|聖徳銘醸株式会社

聖徳銘醸は昭和34年、4つの酒蔵が合併して出来た蔵元です。聖徳と書いて「せいとく」と読みます。

昭和49年に写真の蔵を新築。
現在は年間で1000キロリットルという地方蔵としては大きい蔵になります。


写真は縦型蒸米機です。
聖徳銘醸3.jpg上から、洗った米が入ります。
中に板で何層かに仕切られています。
蒸しが終わると、一番下の層の板が外れ、米が下の冷却機に落下します。



写真は仕込みタンクです。
私が訪問した際には空調によって仕込み部屋は7度に設定されていました。
聖徳銘醸4.jpg蔵は近代的で密閉されているため、3期醸造が可能とのこと。


上から見たらこうなります。
聖徳銘醸6.jpg手前の白い布で覆われた「23号タンク」が現在発酵中です。



写真は麹室です。
聖徳銘醸5.jpg大吟醸は別のスペースにある麹蓋によって手造りされています。

鳳凰聖徳は一部、東京にも出回っていますが、高崎、富岡地区を中心に群馬県内にくまなく出荷されています。
聖徳銘醸8.jpg



訪問の証の記念撮影です。
3期醸造ができる蔵に驚いている吾郎でした。
聖徳銘醸7.jpg商品の購入・質問は聖徳銘醸株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0274-74-4111 聖徳醸造元 聖徳銘醸株式会社
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。
  

Posted by 佐野 吾郎 at 20:51TrackBack(0)群馬県の酒蔵巡り