2010年10月28日

文佳人|株式会社アリサワ

文佳人 ぶんかじん|株式会社アリサワ

所在地:高知県香美市土佐山田町西本町1丁目4−1
銘柄:文佳人ぶんかじん),鳴子舞,鏡野
創業:明治10年 5代目
杜氏:蔵元杜氏 土佐杜氏
仕込み水:軟水 物部川の伏流水
訪問日:2010/10/28

代表銘柄
文佳人 純米酒
文佳人 純米吟醸 吟の夢
文佳人 特別純米 リズール
男の辛口 酔さ来い たいら 純米酒


土佐山田駅から徒歩5分。
駅前の大通りに姿を現す、まだ真新しい白壁の建物が、文佳人ぶんかじん)という日本酒を造る株式会社アリサワです。
文佳人|株式会社アリサワ

創業は明治10年、現在は5代目の有澤 浩輔さんが蔵の代表取締役であり同時に酒造りの責任者の杜氏をされています。


写真の方が蔵元・杜氏の有澤 浩輔さんです。
文佳人 アリサワ5.jpg写真は釜場付近です。
文佳人では、「吟醸こしき」と呼ばれる、蒸気の吹き出し口にプレートヒーターが備えられ、100度〜105度の高温蒸気で米を蒸します。


仕込み中のタンクの醪(もろみ)を見せていただきました。
文佳人 アリサワ2.jpg文佳人とは、この蔵の2代目が命名した酒名です。
「文の佳人」、教養にあふれた人でという意味だそうです。

文佳人は地元向けのレギュラー商品に加えて、県外向けの特定名称酒の2種類あります。

特定名称酒については原酒での出荷が多く、他の高知の地酒と比べ、味が濃く飲み応えのある酒との事。しかし原酒と言われないと、気付かないほど飲みやすお酒だそうです。

一番売れている酒が、文佳人 純米酒
蔵元が一番、期待している酒が文佳人 純米吟醸 吟の夢

純米酒以上は全てビン貯蔵されているとの事です。


こちらが見せていただいた醪(もろみ)です。
文佳人 アリサワ4.jpg
文佳人では、お酒を搾る機械は昔ながらの槽(ふね)のみ。
文佳人 アリサワ3.jpg1機は積み直し作業を必要としない槽(ふね)。
この槽だと1日で搾りを終える事が出来ます。普通酒はこの積み直しをしない槽で酒を搾るそうです。


槽による搾りは3日くらいかかると聞いていました。
しかしこの槽だ、と1日で搾り終えると説明を聞き、感心する吾郎。
文佳人 アリサワ7.jpg
右の方が蔵元の奥様です。夫婦の二人三脚で蔵を経営されています。
今回、ご訪問させていただいた際に、仲が良さそうな感じがしましたので並んで記念撮影に入っていただきました。
文佳人 アリサワ6.jpgお忙しい中、ご訪問させていただきありがとう御座いました。

商品の購入・質問は株式会社アリサワへお問い合せ下さい。
TEL:0887-52-3177 「文佳人醸造元 株式会社アリサワ
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。  

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2010年10月28日

山田太鼓 松翁 まつおきな|松尾酒造

山田太鼓 松翁 まつおきな|松尾酒造株式会社

所在地:高知県香美市土佐山田町西本町5丁目1-1
銘柄:松翁 まつおきな,山田太鼓 ,土陽正宗
創業:1873年 明治6年 7代
杜氏:蔵元杜氏 土佐杜氏
仕込み水:軟水
訪問日:2010/10/28

代表銘柄
純米吟醸 山田太鼓
純米吟醸 山田太鼓 吟の夢
上撰本醸 松翁


太鼓で有名な町、土佐山田町の酒蔵、松尾酒造
写真は土佐中街道(国道195号線)沿いから蔵を撮影したものです。
山田太鼓 松翁 まつおきな|松尾酒造

蔵の建物の一部は有形文化財に指定されています。
旧道である商店街側に回ると、時代を感じさせる有形文化財である蔵の姿を見る事が出来ます。


松尾酒造2.jpg
酒名の松翁(まつおきな)は戦前製造していた翁みりんと松尾酒造の「松」を組み合わせたもの。

もう一つの酒名、山田太鼓は地域起こしとして結成した山田太鼓の会、10周年を記念し造った銘柄。

造る酒の全量が地元で消費されているとの事。



蔵に飾ってあった昔の看板。絵が可愛いので撮影しました。
松尾酒造3.jpg


写真は仕込み部屋です。
松尾酒造4.jpg蔵の酒造りは早く、既に9月に新酒を造り終えたとの事。
風鳴子という早稲品種が8月に収穫出来る為、そこから「夏仕込み」という特殊な仕込みを行なうと9月中旬頃ににごり酒で新酒が出荷出来ます。

その新酒は、松翁のにごり酒と呼ばれ、地元で大変人気があって、すぐに売り切れてしまうとか。


写真が7代目の蔵元、松尾 禎之さんです。優しくとても感じの良い方でした。
松尾酒造5.jpg
蔵は全国ブランドを目指すのではなく、地域の活動や地域の要望に沿った酒造りをしていきたいと話してくれました。

松尾酒造6.jpg


最後に蔵の門の前で記念撮影。
ポーズは銅像の岩崎弥太郎を真似たつもりですが全然似ていませんね。
松尾酒造7.jpg

商品の購入・質問は松尾酒造株式会社へお問い合せ下さい。
TEL:0887-53-2273 松翁醸造元 松尾酒造株式会社
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タグ :7代軟水

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2010年10月27日

土佐しらぎく|有限会社仙頭酒造場

土佐しらぎく|有限会社仙頭酒造場

所在地:高知県安芸郡芸西村和食甲1551
銘柄:土佐しらぎく
創業:明治36年 5代目
杜氏:蔵元杜氏 無所属
仕込み水:軟水
訪問日:2010/10/27

代表銘柄
土佐しらぎく 特別純米 斬辛
土佐しらぎく 純米 ぼっちり
月の志ら菊
土佐しらぎく 米焼酎 仙頭
文旦リキュール ぶんたんたん


土佐の新進気鋭!夫婦で新しい酒造りに挑む仙頭酒造場
土佐しらぎく|有限会社仙頭酒造場

仙頭酒造場は明治36年に安芸郡芸西村に創業した酒蔵。

志ら菊」という酒名で酒を造っていましたが、4代目の娘である美紀さん代に「土佐しらぎく」というこだわりの特定名称酒を中心とする銘柄を立ち上げました。
既に日本酒ファンの方には馴染みがある名前だと思います。


仙頭酒造場2.jpg仙頭酒造場の醸造責任者が旦那様の仙頭竜太さん。
福岡県出身で、平成17年に仙頭酒造場に入られたそうです。

今回は竜太さんにお話を聞かせていただきました。

土佐しらぎくは、土佐の淡麗辛口とは異なる酒を造って行きたい。

飲みやすさ、解りやすさを追求して行きたい。
例えば、アルコール度数は低めで、それでいながら原酒のような味に密度があり飲み応えがある酒。



仙頭酒造場4.jpg
その話を聞かせていただいて、その通りです。

一般的に飲みやすさを追求し、アルコールを下げると味全体が薄くなってしまいます。

もし今よりもアルコールが2〜3度低くなり、しかし味は17度代の原酒と変わらない酒を造る事が出来たら・・・。

私も過去に、アルコールが低くても、薄くない日本酒を造る事が出来たら、と考えた事がありました。

そのような酒が出来れば日本酒は大きく変わります。


仙頭酒造場3.jpg是非、理想とする酒の実現を目指し、実現していただきたいと思いました。



最後に蔵の中庭で記念撮影です。
仙頭酒造場5.jpg蔵は既に造りの準備をしていました。
お忙しい中、時間を取っていただきありがとうございました。

商品の購入・質問は有限会社仙頭酒造場へお問い合せ下さい。
TEL:0887-33-2611 土佐しらぎく醸造元 有限会社仙頭酒造場
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2010年10月27日

美丈夫 びじょうふ|有限会社濱川商店

美丈夫 びじょうふ|有限会社濱川商店

所在地:高知県安芸郡田野町2150-1
銘柄:美丈夫 びじょうふ
創業:明治37年 5代目
杜氏:社員杜氏 土佐杜氏
仕込み水:超軟水 奈半利(なはり)川の伏流水
訪問日:2010/10/27

代表銘柄
美丈夫(びじょうふ) 夢許(ゆめばかり)
美丈夫(びじょうふ) 吟の夢
美丈夫(びじょうふ) 舞 山田錦
純米 慎太郎
浜乃鶴 別格

美丈夫(びじょうふ)とは、色男・男前という意味。
坂本龍馬のような男前の酒を造る蔵が濱川商店です。
濱川商店 美丈夫1.jpg
回船問屋を営んでいましたが、わらかな水を生かし明治37年酒造業を開始。酒造業の創業当時の酒名が浜乃鶴でした。

そして5代目となる濱川尚明さんが、1991年に高い酒質を求めたこだわりの銘柄、現在の主力銘柄となる美丈夫を立ち上げました。

ちなみに美丈夫は、びじょうぶではなく「びじょうふ」と読みます。
最後の「ふ」には濁点を付けません。

写真は仕込み部屋の仕込みタンクです。
濱川商店 美丈夫2.jpg

現在の年間生産量は約700石弱。

料理を食べながら飲む食中酒を基本とし、料理をじゃましない吟醸香。
和食全般に合う綺麗なお酒を造られています。

こちらも仕込みタンクです。冬が暖かい高知なので、全てのタンクにジャケットが巻かれていますね。
濱川商店 美丈夫3.jpg



美丈夫のこだわりが「ビン貯蔵」です。ご覧のように、全てビンで貯蔵しています。
全量をビンで貯蔵するとなると、かなり大掛かりな冷蔵倉庫が必要となります。
濱川商店 美丈夫4.jpg

最後に蔵を背景に、蔵元さんにシャッターを押していただきました。
bijyoufu_kinen.jpg
忙しい中、ご訪問させていただき有り難うございました。


このサイトでは、美丈夫の販売は行なっていません。
商品の購入・お問い合せは下記電話番号へお問い合せ下さい。
TEL:0887-38-2004 美丈夫醸造元 有限会社濱川商店
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2010年10月27日

南 みなみ|玉の井 たまのい|有限会社 南酒造場

南 みなみ|玉の井 たまのい|有限会社 南酒造場

所在地:高知県安芸郡安田町大字安田1875
銘柄:南 みなみ,玉ノ井 たまのい
創業:明治2年 (酒造業では5代、歴代では15代)
杜氏:但馬杜氏
仕込み水:軟水(剣山の伏流水)
訪問日:2010/10/27

代表銘柄
南 純米中取り
南 純米吟醸 無濾過 生酒
玉の井 金紋上撰

大量生産はしたくない。
自分の目が届く範囲しか酒を造らない。
地酒専門店の中で、高知県の地酒でもっとも取引困難といわれている銘酒がです。
南 玉の井|有限会社南酒造場

年間製造量は約500石。
9割以上が純米酒。
同じく製造の9割が県外出荷。

高知県内の酒屋でも、南を扱えるのはほんのわずかな小売店だけ。

蔵は土佐しっくいと言われる、とても壁が分厚く耐熱性、耐久性に優れた素材。
南酒造場4.jpg壁から突き出した小さな屋根は「水切瓦」と言われ、段数が多く瓦の枚数が多い事が豊かとされているそうです。

南酒蔵場が造る酒「」は、「酒を主役」と考える、居酒屋の酒。
酒を飲む事を目的に行く居酒屋。つまみは酒を飲む為のあて。

2杯〜3杯と次々にお代わりしたくなる酒。その為には、綺麗で香りも良くてしっかりと味もある酒。

南酒造場3.jpg


写真は釜場の天井です。
クレーンで持ち上げた釜を移動させるレールがあります。
光の量も多く清潔な釜場でした。
南酒造場2.jpg
杉ばりの麹室です。
魚梁瀬(やなせ)杉といわれる、地元の名産の杉。
酒樽用としても珍重され、高知だけにとどまらず、全国から珍重された高級銘木です。
南酒造場5.jpg


写真の方が南酒造場の5代目当主。
南酒造場6.jpg普段は、取引のある酒販店しか蔵には入れてもらえないそうです。
他の蔵元から「よく南酒蔵さんを訪問させてもらえましたね」と言われました。

今回私が「高知県の全ての酒蔵を訪問したい」という意思がご理解頂き、ご訪問させていただきました。



NSKエンジニアリング社製の圧搾機です。高知の酒蔵はNSKが多いような感じがします。
南酒造場7.jpg


こちらは地元向けの「玉の井」。
いかにも土佐流の淡麗辛口を想像させる外観。こちらもカツオのタタキ等で飲んでみたいですね。
南酒造場8.jpg


こちらが日本酒ファン垂涎の的、です。
南酒造場9.jpg
最後に訪問の証として蔵の前で記念撮影。
南酒造場11.jpg南酒造場は蔵見学は行なっておりません。
ただ四国88カ所酒蔵巡りの「第二十三番酒蔵札所」として登録されていますので、スタンプラリーとして訪問は出来るようです。
第二十三番酒蔵札所 南酒造場
http://www.a-kiss.net/sake88/index.cgi?Sshop=21

商品の購入・質問は有限会社南酒造場へお問い合せ下さい。
TEL:0887-38-6811 南,玉ノ井醸造元 有限会社南酒造場
ここで書かれているデーターは筆者が訪問した時点の情報となります。  

Posted by 佐野 吾郎 at 14:00TrackBack(0)高知県の酒蔵巡り